1日5食でパワーアップの片岡大育「今年の課題は飛距離とパーオン率」
2017年4月11日(火)午後8:06
アジアシリーズ2戦から始まっている国内男子ツアー。いよいよ今週、東建ホームメイトカップで国内開幕戦を迎える。
昨季賞金ランキングトップ2の池田勇太、谷原秀人が不在の中、注目選手の1人が昨季賞金ランキング5位の片岡大育だ。昨シーズンはトップ杯東海クラシックで優勝、トップ10入り9回でキャリアハイの成績で終えた。
プロ11年目28歳の片岡はツアーの顔へと成長した。先月行われたゴルフフェアでもトークショーに登場、多くのファンが詰めかけた。
「(中日クラウンズでの逆転負けなど)去年は泣きすぎたんで、今年は泣かないようにします」と冒頭からファンの心をつかむユニークなキャラクターだ。
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昨季は1ラウンドあたりの平均パット数が2位、フェアウェイキープ率が3位と上位に入るなど小技やショットメーカーとして強みを発揮するも、ドライビングディスタンスは263.89ヤードで91位、パーオン率は61.11%で64位と低迷。
ウィークポイントを改善するために今オフはフィジカル面の強化に努めたという。トレーニングはもちろん、食事面も大きく改善したようだ。
「何をすべきかって考えたら筋力アップとトレーニング。以前は何かあったら大好きな焼肉かラーメンという食生活でしたが、脂質が多いので今は控えるようにしています。バランスの良い食事で1日5食とって、トレーニングもして筋力をキープしています」
昨季は中日クラウンズを含め、優勝争いをしながらも1勝に手が届かなかったことが多かった片岡、「日本ツアーはレベルが低いって言われるけど、どんな大会でも優勝するのは難しい。今年は先ずは1勝。とにかく勝ちたいし、賞金王も目指したい」と意気込みを語った。
さらに片岡は8月までの賞金ランキング上位3名に与えられる資格で欧州ツアーの予選会にもチャレンジしたいという。そのためにも「春先の開幕ダッシュが必要!」と4月に重点を置く。
開幕戦の「東建ホームメイトカップ」は2015年に4位に入った大会でもあるだけに、貪欲に追い求めた1勝が期待される。パワーアップした新生片岡大育に注目だ。
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(写真:JGTO)