国内男子

平均飛距離300Y超えのルーキー星野陸也が見せた別次元のゴルフ、518Yのパー5を8Iでイーグル

2017年4月13日（木）午後7:56

男子ツアー国内開幕戦「東建ホームメトカップ」初日、ギャラリーを沸かせたのは今年からツアーへフル参戦するルーキー星野陸也。

若干20歳の星野だが、昨年夏にプロ転向するとファイナルQTではトップ通過、国内開幕戦前のアジアシリーズでは2試合連続のトップ10入り、チャレンジツアー開幕戦では優勝と俄然注目度が上がる中で迎えた「東建ホームメイトカップ」。

大会前には「予選落ちをしないようにしたい」とルーキーらしいコメントを残しながらも「期待されると思うけど、自分のゴルフに集中して周りに流されずにやりたい。国内の開幕戦は初めて出場するので、ツアーの初戦だと思って、シンガポールと同じように強い気持ちで上位進出を目指して頑張りたい」と語っていた。

開催コースの東建多度カントリークラブは先週初めてラウンドしたという星野。「今までプレーしたことはなくて、先週と今週の練習ラウンドでプレーしただけ。コースは結構広くてドライバーも打ちやすいので楽しみなコース」と話していた通り、持ち味の飛距離を発揮する。

INスタートの初日、12番パー5でバーディを奪うと17番パー5（518Y）では300Y超えのティーショットを見せると、セカンドは8番アイアンでイーグル。その後もスコアを伸ばし、5アンダーの単独首位と堂々たる成績で初日を終えた。

2014年大会覇者で大会前のトークショーで顔を合わせた宮里優作は「陸也とは20ヤードくらい飛距離の差がある。セカンドの位置がせんぜん違うから攻め方も全く変わってくると思う。僕のマネジメントは参考にならないですよ」と別次元のゴルフだと語る。

初日のフェアウェイキープ率はわずかに35.71%（107位）ながらも、ドライビングディスタンスは302Y（7位）、パーオン率は77.78%（7位）と飛距離を武器に「66」をマーク。

今大会、星野のバッグを担ぐのはゴルフネットワークの解説でもお馴染みの杉澤伸章キャディ。大型ルーキーがどんな攻め方を見せて、スコアを伸ばすのか明日以降も楽しみだ。

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（写真：JGTO）

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