国内男子ツアーの東建ホームメイトカップ（4月13?16日、三重県・東建多度カントリークラブ・名古屋）で38歳、リャン・ウェンチョン（梁津萬／中国）が通算16アンダーでツアー2勝目を手にした。

　誰もが勝って、シーズンに勢いをつけたい国内での開幕戦。第1ラウンドは2アンダー69で9位タイからのスタートとなったリャン・ウェンチョン。続く第2ラウンドでは6アンダー65とスコアを伸ばし、首位に1打差の単独2位に順位を上げ決勝ラウンドを迎える。第3ラウンドも6バーディ、1ボギーの手堅いゴルフで通算13アンダー。2ストロークリードで単独トップに躍り出た。

　最終ラウンドはボギースタート。6番でスコアを伸ばすがすぐさまボギーを叩いて前半1オーバー。勝負は混戦模様となる。しかし、後半12番のバーディで勢いづいたリャン・ウェンチョンは、「あの連続バーディが大きかった」と14番で2メートル、15番で1.5メートルの勝負どころのパットを沈めバーディとし、17番ではとどめのバーディを奪って後続を引き離し、2打差をつける通算16アンダーで逃げ切った。

　日本ツアーには04年から参戦、07年には中国勢として初めてアジアンツアー賞金王の称号も獲得している。日本、アジア、欧州と世界を股にかけ戦うリャン・ウェンチョンが、目標とする2020東京五輪への第一歩を踏み出した。

　リャン・ウェンチョンが使用している（NEW プロV1x）タイトリスト・ゴルフボールは、今大会においても使用率No.1を獲得。また、米国女子ツアー「ロッテ選手権」て゛は、タイトリスト・ホ゛ールフ゜レーヤーのクリスティ・カー（NEW フ゜ロV1使用）か゛優勝。トーナメント記録となる20アンタ゛ー「268」て゛圧勝し、米国女子ツアー通算19勝目を挙け゛た。

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