国内女子メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」3日目、上位陣がスコアを崩す中。首位と4打差の3位タイからスタートしたキム・ハヌルが通算6アンダーで単独トップに躍り出た。2週連続優勝そして、昨年の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に続くメジャー2連勝へ王手をかけた。

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風が強い厳しいコースコンディションとなった3日目。今季国内2戦目となる宮里藍。6バーディ、4ボギーの「70」とスコアを伸ばし、通算1オーバーの15位タイへ順位を上げた。

出だしの1番、2番で連続バーディを奪った宮里、「後半はティーショットがラフに入ることが多くフライヤーの計算が難しかった」と11番のグリーンをオーバーしてボギー。それでも「昨日よりパッティングのストロークが良くなった」と3日目のパット数は27。勝負ところのパットを決めてスコアメイク。

予選ラウンド2日間でわずか4バーディだったが宮里だが、3日目は6バーディを奪取。「バーディを取れているのは調子が良い証拠。明日はバーディを取りながらミスを減らしてボギーを少なくしたい」とコメント。

6バーディは首位キム・ハヌルの2バーディ、2位のレキシー・トンプソンの5バーディを上回りこの日の最多タイとなるバーディ数となった。

最終日に向けては「しっかりとコースマネジメントして、バーディを取って、ミスも減らして・・・課題はたくさんある」と気持ちを引き締める。

「リクスもあるけど良い刺激になるし、得るものがある」と今年は例年と異なるスケジュールを組み、今大会を含めて5月に日本ツアーで数試合に出場する予定。大会前には「日本で頑張って良い形でアメリカに戻りたい」と語っていた。

3日目はバーディ量産で多くのギャラリーを沸かせた。明日の最終日も日本のファンの前でどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。

【写真：ワールドレディスサロンパスカップ2日目 宮里藍】

【3日目成績】
1位 キム・ハヌル（-6）
2位 レキシー・トンプソン（-5）
2位 川岸 史果（-5）
4位 成田 美寿々（-3）
4位 コ・ジンヨン（-3）
4位 岡山 絵里（-3）

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