今年の男子ツアーは一味違う？ファンファーストでツアーを盛り上げる！オフショット満載のSNSも必見
2017年4月23日（日）午後1:51
女子ツアーに比べて男子ツアーは人気が無いと言われる中、昨年選手会長に就任した宮里優作は現場第一主義を掲げて「選手の意識改革」に着手。1年間の努力が身を結び、今シーズンの開幕前には「選手全員がツアーに目を向けるようになってきた」と手応え感じていた通り、ツアー会場の雰囲気が変わりつつある。
「ファンを巻き込んで、ゴルフを盛り上げていきたい」という選手会長としての方針が今年は形になって表れている。会場内での写真撮影などのファンサービスや「パナソニックオープン」での「ザ・ギャラリーホール」などこれまでにない取り組みが見られる。
写真撮影の許可については、「トーナメントを観に来てくれたギャラリーの方々に想い出として何か持って帰ってもらいたい」という熱い思いから、各大会毎にスポンサーとの話し合いを経て、実施する運びとなった。
ホールアウト後には選手との2ショット写真やサインをもらえるとあって、多くのギャラリーが目を輝かせ、選手も笑顔で応じる。日本人選手だけではなくて、海外選手も同じように対応する。「ファンを大切にしたい」という雰囲気が自然と出ていた。
さらに、ファンと選手の距離感が縮めるのにひと役買っているのが「SNS」だ。
これまでオフのイベントやニュース記事が中心だった公式Facebookだが、今年は練習風景や会場内の様子などFacebookのLIVE配信機能を活用した動画コンテンツが増えている。トーナメントの裏側を見ることができるのでファンには有り難い。
また、今年の4月からインスタグラムでの情報発信をスタート。トーナメントの情報だけではなく、選手のオフショットがたくさん見られるのが良い。プレー中とは違う選手の表情はどこか親近感がわく。
これまでちょっと遠い存在だったプロゴルファーが身近に感じられる。
「豪快なショットを打っていたあの選手が意外にも・・・・」など、選手の素顔を知れば、いろんな選手のファンが増えたり、もっとトーナメントを見るのが楽しくなる。
「ファンファースト」でツアーの活性化と人気向上を目指す今年の男子ツアーに注目だ。
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（写真：JGTO）
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