現地5月11日（木）に開幕する「ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ」。ゴルフネットワークでは大会前の5/9（火）深夜0時より現地TPCソーグラスから練習ラウンドの模様を生中継を行いました。

中継では練習中の池田勇太選手を現地レポーターの杉ちゃんが直撃。初出場となる「ザ・プレーヤーズ選手権」のことや今季のPGAツアー参戦についてたっぷりと語っていただきました。

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昨日まではそれほど人はいなかったのですが、現地5/9（火）は一気にギャラリーの数が増えて会場は大いに盛り上がっていました。世界トッププレーヤーたちが一同に集う豪華フィールドの練習日とあって、現地レポーターをする私もワクワクしました。

TPCソーグラスのドライビングレンジは広大な敷地で、両サイドから打つことができます。クラブハウスに近い方がメインで松山英樹選手ら多くのプレーヤーが練習していましたが、逆サイドに池田勇太選手がいると聞いて直撃してみました。

「LIVEですよ」と声をかけると「いいよいいよ、来なくて（笑）」と明るい表情でインタビューに応じてくれました。インタビュー前にはちょっと待ってくださいねと「首の位置がおこしい」とトレーナーの方がストレッチをするシーンも。

【ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ練習ラウンド中継より】

今年、TPCソーグラスで一番最初にドライビングレンジに来たのが池田選手でした。「日本から土曜日に現地に入って、日曜日の朝にコースへ来たんですが誰もいなかったですね、レジスト（受付）もやっていませんでしたから（笑）」

初めて訪れたTPCソーグラスについては「PGAツアーがメジャーを持っていないだけで、この環境はすごい」と驚く。

「練習場も2面あって、アプローチグリーンも5個、大きなパッティンググリーンもある。練習しようっていう気持ちになるコースですね。今年は12番と17番を改修したり、いろんな工夫がある。選手が持っている技術をファンに見せるコースセッティングだと感じる。TPCソーグラスをはじめ、PGAツアーやメジャーのコースはこいろんなことを選手に考えさせてくれる。だからプレーしていて楽しい」

コンディションについて聞いてみると「調子は上々です。こっち（アメリカ）に戻ってくると開放的な気分になって、スイングもリズムよく打てる感じがします。2週間、日本でプレーしましたが、アメリカの方が気が楽ですね」という池田選手。会話の中で「こっち」と表現した言葉が印象的でした。

今年も何戦か重ねて、PGAツアーのプレーヤーに成りきっている、アメリカに馴染んでいる証拠だと思います。

「アメリカや海外はもともと嫌いじゃないし、この雰囲気は好き。もっと若いときに挑戦すれば良かったと思うけど、昨年賞金王になって今年PGAツアーに出場できるのは自分にとってチャンス。このチャンスをモノにできるかは自分次第。PGAツアーで通用する選手になりたい」と熱い想いを語ってくれました。

【撮影スタッフへの気配りもしてくれる池田選手】

時折、カメラの位置も気にしてくれる気遣いなど、ベテランの雰囲気も漂う池田選手ですが、まだプロ10年も経っていない31歳。選手会長も経験して日本ツアーのためにPGAツアーで得た経験を活かしたい、さらに個人としても結果を出すんだという気持ちを持っています。

来週は1週間休んで、翌週から「ディーン＆デルーカ インビテーショナル 」と「ザ・メモリアルトーナメント 」と2週連続でPGAツアーに出場し、全米オープン出場を目指します。すっかりアメリカに溶け込んでいる池田選手、インタビューの最後には「ゴルフネットワークの視聴者からミドルネームを募集しましょうか」と本当に気さくな選手です。

「TPCソーグラスは距離はそれほど長くないし、ほかのコースと違った難しさはあるけど必ずしも飛ぶ選手が有利とは限らない。だからこそ自分にも上にいくチャンスがある。自信を持って戦える状態にしたい」と今大会への上位フィニッシュを狙う池田選手の活躍に期待です。

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