【動画】終盤猛チャージの松山、池田と22位タイ キムが大会最年少優勝!
2017年5月15日(月)午前9:46
米男子ツアーのザ・プレーヤーズチャンピオンシップが現地時間14日、フロリダ州のTPCソーグラスを舞台に最終ラウンドの競技を終了。キム・シウ(韓)がツアー2勝目を挙げる中、日本勢の松山英樹と池田勇太は22位タイで大会を終えている。
松山英樹 ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ 最終日ハイライト(16H)
前日に54位タイまで順位を下げた松山は、2番パー5で最初のバーディを奪うも、その後はパットに苦しみ10番までに4つのボギーを叩きスコアを落とす。すると、11番パー5で2オンに成功し、バーディを奪取。前日8打を要した13番でもバーディとし、迎えた16番パー5ではセカンドをピン横約3メートルにつけるショットを見せ、イーグルをマークする。その後も上り2ホールを連続バーディで締め、トータル1イーグル、5バーディ、4ボギーの「69」でホールアウト。通算スコアをイーブンパーに戻した。
最終日の競技終了後、松山は「最後の8ホールだけよかった」と振り返った。「ショットもアプローチ、パターも全て苦労した。10番までは80ぐらい叩いてしまうと思った」と10番まで悲観的になっていたようだ。しかし「昨日8叩いた13(番)で取れたのが、その後の3ホールに繋がった」と13番が分岐点になった語っている。最後に「次の試合までに自分の状態をしっかり上げて、少しずつ当たり前のことをもっと勉強してミスの無いようにしたい」と4日間を総括した。
一方、16位タイから上位進出を狙った池田は、4番でグリーン横のバンカーに捕まるなど、ダブルボギーを叩く。6番から連続バーディを奪うも、スコアを2つ落として前半を折り返す。後半は3バーディを奪うものの、15番で再度ダボを喫するなど、出入りの激しいゴルフとなり、トータル5バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの2オーバー74でラウンド。松山と同じく通算イーブンパー22位タイで初出場のビッグトーナメントを後にしている。
優勝は通算10アンダーまでスコアを伸ばしたキム。前日「68」をマークし、単独4位からスタートした21歳は、1番からバーディを奪うなど、18ホールを通してノーボギーの安定したゴルフを披露。3アンダー69で回り、後続に3打差をつけて、2004年にアダム・スコット(豪)が樹立した最年少記録を打ち破り、ツアー通算2勝目を挙げている。
通算7アンダー2位タイにイアン・ポールター(英)とルイ・ウーストヘイゼン(南ア)、4打差の通算6アンダー4位タイにラファエル・カブレラ・ベヨ(スペイン)とカイル・スタンリー(米)が続く。スコットは、ブレンダン・スティールらとともに通算5アンダー6位タイ。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米)は、4アンダー68で回り、通算2アンダー12位タイに浮上した。
一方、前日7位まで順位を上げていたマスターズ覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)は、最終日に「78」を叩き、通算1オーバー30位タイ、前日首位のジェイ・ビ?・ホ?ムズ(米)は、12オーバー84と大きく崩れ、通算3オーバー41位タイで大会を終えた。ディフェンディング・チャンピオンのジェイソン・デイ(豪)は、リッキー・ファウラー(米)らとともに通算7オーバー60位タイと下位に沈んでいる。
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(写真:Getty Images)
ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ
最終日後半 5/15(月) 午後8:00?午後11:00
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