膝の痛みはパッティングでカバー、鈴木愛がピン型からマレット型に変えて単独首位浮上
2017年5月20日(土)午後6:10
愛知県の中京ゴルフ倶楽部 石野コースで開催されている国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」2日目、鈴木愛が7バーディ、ノーボギー、「65」の猛チャージで通算10アンダーの単独首位に浮上。2週連続、さらに大会2連覇に向けて最終日に臨む。
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先週の「ほけんの窓口レディース」では膝の痛みを抱えながら、満身創痍の状態で最終日を逃げ切りツアー4勝目を飾った鈴木。
今大会も膝の痛みを押してのプレーとなっているが、「途中から膝が痛かったから無理せずやったら良い結果に繋がった。踏ん張ろう、頑張ろうと思うと動かなくなるので下の動きを大切にしながらプレーした」と膝の痛みとうまく付き合った結果が好スコアへとつながったと振り返った。
膝の影響でショットはしっくり来ていないと話す鈴木だが、10番パー4では手前8mのバーディパットを決めるなど「2番以外は長いバーディパットが入った。今週はパターに助けられている」という。
昨季のパーオン時の平均パット数が1位の鈴木愛は「パットの名手」として注目を集めた。今シーズンも「ほけんの窓口レディース」終了時点で同ランキングで1位を記録。
「自分のフィーリングが良ければランキングは気にしない」と話す鈴木。今大会ではスタート直前まで、どのパターにするか悩んだが「最初にマレットタイプを使っていけると思ったから」と先週使用したエースパターのピン型ではなく昨年この大会を制したマレット型を投入。
初日は29パットだったが、2日目は26パットを記録。膝の痛みをパッティングでカバーし、単独首位で最終日を迎える。
2週連続優勝、そして大会2連覇に向けては「実力だけではなく、2週連続優勝や2連覇するには運も必要。運を引き寄せられるゴルフをしないといけない。自分が良いゴルフをしても負けることもある。自分ができる精一杯のプレーが出来れば勝てると思うから相手を見ないで最終日はプレーしたい」と冷静に最終日の戦いを見据える。
【2日目成績】
1位 鈴木愛(-10)
2位 上田桃子(-9)
2位 岡山絵里(-9)
4位 笠りつ子(-8)
4位 テレサ・ルー(-8)
4位 川岸史果(-8)
4位 堀琴音(-8)
4位 藤本麻子(-8)
国内ゴルフ応援宣言!「ぎゅっと週刊国内ツアー」
5/22(月)よる11時放送
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(写真:Getty Images)