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冬ゴルフ特集「快適にプレーするコツとは?」

2014年12月30日(火)午前0:36

すっかり気温も下がり、冬ゴルフの季節が到来しました。

冬はトップシーズンと比べるとプレーフィも安くなり、年末年始の休みを利用して気心の知れた仲間で集まるなどして、意外にプレーの機会も多いもの。しかし、寒くて身体が思うように動かないうえに、風が強かったり、芝が薄いなどの辛いコンディションでのプレーになります。スコアを崩してしまうゴルファーも多いのではないでしょうか?

そんな冬ゴルフを乗り切るコツを、いくつかご紹介します。

 

まずは寒さ対策

気温が低いと身体がこわばって思うように動かなくなり、柔軟性も落ちてきます。関節の可動域も小さくなります。厚着をするとさらに体の動きが制限されるので、その傾向は強くなるのです。そのため、冬のゴルフウェアは、防寒だけでなく「着ぶくれ対策」も必要になります。

そのためにぜひ活用したいのが、発熱素材を使ったインナーウェア。すでに多くの方が愛用中かとも思いますが、少し値段の張る高機能タイプを試してみると、より効果が期待できると思います。うまく使えば重ね着の枚数を1枚減らせるかもしれません。

また、脱ぎ着しやすいベンチコートやオーバーグローブ、マフラーなど、着脱が容易な防寒具を活用し、普段は厚着していてもショットのときにサッと外して身軽になれるような工夫をするとよいでしょう。

Waste Management Phoenix Open - Round One

 

冬ゴルフは飛距離が落ちるもの

プレー面で大事なのは、飛ばそうとしないことです。
気温が低くてボールの反発が落ちる冬は、確実に夏よりも飛距離は落ちます。まして、厚着して動きにくい状況なら、夏よりも1番手以上距離が落ちるものです。そのことを受け入れることが重要。
それを、夏と同じ距離を打とうとしてクラブを振り回すのがミスの元凶になります。

夏よりも1?2番手大きなクラブを持って、コンパクトにスウィングするのが寒さ対策のキモです。手打ちになりやすいので、意識的に身体を動かす意識を持つとよいでしょう。

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アプローチの注意点

冬のゴルフでスコアを崩す原因といえばアプローチのザックリ。

コースの芝が枯れている冬は、ボールが浮かずに地面にぺったりと密着していて、チャックリのミスが出やすいシチュエーション。花道の絶好の位置からザックリ… なんて経験、ありませんか?

寒さで手が縮こまっているので、トップのような致命的なミスが出る可能性もあります。冬ゴルフなりのリスク管理が大事になりますね。

芝が薄くてザックリしそうなライでは、転がしが最優先。
ロフトの立ったクラブで横からボールをとらえれば、少しくらいダフり気味でもボールが前に行ってくれるので大ケガは防げます。一番安全なのはパター。ライや傾斜、距離の問題でそれがダメならアイアンを使っての転がし。場合によってはFWやUTなどのソールが広くてダフリにくいクラブを使ってアプローチするのも有効です。

 

凍ったグリーンに対処

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また冬の朝、グリーンが凍っていると、ナイスオンかと思ったのに「コーン」と跳ねて奥にOB……なんてアクシデントもあります。冬ゴルフの風物詩と言えなくもないですが、いいショットをしているだけに精神的なダメージも小さくないですね。

グリーンが凍っているかどうか判断するには、ティグラウンドが参考になります。
ティグラウンドがカチコチに凍っていてティが刺さらないホールは、グリーンも凍っている可能性大です。とくに、日陰になっているグリーンはお昼ごろまでとけない場合もあるので、2打目を打つ前に、グリーンの日当たりを確認しておくと、思わぬアクシデントを防げます。

凍っている場合はグリーンに直接キャリーさせるのは厳禁。
ショートしてもOKという意識で、欲張らずに花道から転がして狙っていきましょう。

冬の朝はガードバンカーも厄介です。

バンカーはアイスクリームのように、カチカチのものもあればすでに溶けていて軟らかい場合もあります。食べごろのちょうど溶ける前くらいの軟らかさの場合もあります。それぞれの硬さによって砂の抵抗が異なるので、ソールの跳ね方が変わってくるのです。

表面はとけて足跡がついても、砂の下の方が凍っている場合があります。そんなときは、上手く打ったつもりでも、ソールが跳ねて大きなミスになってしまます。日当たりのチェックに加え、足の裏の感触に注意して、もし凍っているようなら、下の硬いバンカーから出すときのように、フェースを開かずに打ち込んで、ソールが弾かれないように注意してみてください。

凍ったバンカーは、一般アマチュアゴルファーにはなかなか難しい局面です。
大きなミスになっても気にしないようにしましょう。

 

ベストスコアも狙える冬ゴルフ

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こうやって見てみると冬は嫌なことばかりのような気もしますが、それだけでもありません。

コンディションさえ揃えば、1発のビッグドライブのチャンスもあります。
コースは夏と比べて地面が乾燥して硬く、芝の勢いも弱いためランが出ます。また、風が強い日も多いですから、打ち下ろしのホールと強い追い風の状況が組み合わさると、風に乗って飛んだボールが、さらに100Y以上のランが出て最長不倒距離の更新なんて可能性もあるのです。

夏のように深いラフで苦労することもありません。
冬枯した芝は意外と抜けがよいものです。

現代の機能的な防寒ウェアとランの出やすい冬のゴルフコースの特性を活かして、ベストスコアが出ることも夢ではないのです。そのためにも、入念な準備運動とウォーミングアップは忘れずに。急激に身体を動かして、怪我のないように注意しましょう。

 

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