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スマートゴルファーはカッコいい!明日から励行したい目土の行い方

2015年4月18日(土)午後7:02

『ゴルフ規則』の第一章が「エチケット」からはじまることはよく知られています。
「プレーヤーの一人一人が他のプレーヤーに対しても心くばりをし」、洗練されたマナーで立ち振る舞うことが求められています。

そのマナーの中には「コースの保護」も書かれていて、バンカーを均すことやグリーン上のボールマークを直すことに加えて、自分たちの作ったディボット跡を直すべきであると定めています。つまり、目土です。

しかし、残念ながら、バンカー均しやグリーンマークの修復に比べて、目土を励行するゴルファーはあまり多くないのが現状です。
そこで今回は、目土の効能と行い方を紹介します。

目土のやり方と重要性

目土とは、主にアイアンショットで出来たディボット跡に備えつけの砂を入れることです。

大きくダフったりするのはもちろんですが、プロのトーナメントでも見られるように、上手くアイアンショットすると長いターフ(芝)がとれるものです。ショットによってできたディボット跡に砂を入れます。
ディボット跡は、ロングアイアンよりもショートアイアンやウェッジのように短い番手のほうが、深く大きくなります。ダウンブローで打つ度合いの大きな人ほどターフは取れやすく、ユーティリティーやフェアウェイウッドでもディボットが出来る事もあります。

以前は、キャディさんが行ってくれることも多かった目土ですが、最近はセルフプレーが増えたこともあり、各ゴルファーがそれぞれ目土をする必要は高まったといえるでしょう。

やり方は簡単で、ディボット跡が埋まる程度に砂をいれて、足で均します。

ディボット跡をそのままにすると、芝の根の部分が傷んでしまい、その部分から芝が生えなくなると、芝面がデコボコになります。目土を入れると、根を保護して発芽を促し、芝の回復を促進します。ゴルフ場のように整備された芝面には欠かせない作業です。

特に、4月?5月は芝の萌芽期にあたり、芝質や芝の密度を向上させるためにもしっかりと目土を行う時期になります。

プレー中の目土

目土は、砂の入った目土袋や目土ボトルによって行います。
どんなゴルフ場でも、1組にひとつはカートなどに備え付けてあるはずです。
スタート前に確認し、砂が入っているか確かめておきます。

セルフプレーで、スロープレーにならないように目土をスマートに行うコツは、ショット前にクラブと一緒に目土袋を持っていくことです。だいたいの残り距離を確認したら、クラブを2?3本もって、ボールのところに行きますが、その時に目土袋も一緒にもっていきます。

例えば、パー4でティーショットを打ってからの二打目、ショートアイアンで打てそうな距離が残っていたら、クラブと一緒に目土袋も持っていきます。打順が来たらショットして、出来たディボットを目土します。このタイミングなら、スロープレーにはなりません。目土をしているあいだは、他のプレーヤーがプレーしているからです。

ボールに向かう際に、他のプレーヤーが作ったディボットが残っていれば、ついでに目土してしまいましょう。
同伴プレーヤーが作ったディボットも合わせて目土するくらいの余裕がほしいところです。

コース内には、ティーグラウンド付近に砂を補充するポイントがいくつもあります。
減ってきたら、砂をつぎ足して使います。
他のプレーヤーの分まで目土を行なっていると、一袋分の砂ではとても足りません。1ラウンドで二回くらい砂の補充が必要になると、目土上級者です。

パー3やラフの目土

アイアンでティーショットするパー3では、ティーグラウンドがディボット跡で荒れている事が少なくありません。特に、8番アイアン以下で打てそうな短いパー3だと、ディボット跡はつきやすくなり、デコボコになっていることもあります。

パー3では、それを見越して、最初からティーボックス付近に目土用の砂が備え付けられていることが多いです。パー3の砂はゴルフ場によっては肥料を付加しているものあります。備え付けのものがあれば、それを積極的に使いましょう。

ラフに入ると、大きなディボットがそのまま残っていることがあります。
フェアウェイと芝の種類が異なることもありますが、同じように目土が必要です。
深いディボットには、砂を多めに入れましょう。

『ゴルフ規則』には、プレーヤーがエチケットを守ることが、すべての人にとってゴルフはもっと楽しいものになるだろうとしています。プレーマナーを向上して、楽しくゴルフしましょう。

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