目標設定でベストスコアを目指そう!vol.02「90切り、そしてシングルへ」
2015年8月8日(土)午後3:00
前回は、「100切り」のための目標設定について紹介しました。
今回は「90切り」より上の目標について。
ゴルフネットワークプラスの「分析」機能を活用して、ベストスコア更新を目指しましょう。
「分析」機能では、平均スコアやパーオン率、パット数など自分のラウンドのスタッツを確認できます。ツアープロが自身のスタッツをチェックするように、自分の課題を知り、より具体的な目標設定をすることはスコアアップにも繋がります。
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90切りの壁
「90切り」の壁は、100切りよりもかなり高い目標です。
レディースゴルファーであれば、90を切り80台が出せればなかなかの上級者といえるでしょう。
「90切り」とはボギーペース以下でラウンドすること。
「100切り」ではトリプルボギーやダブルパーを打たないマネージメントが必要と紹介しましたが、90切りのレベルでは、極力、ダブルボギーを打たないマネージメントが必要です。
それは言い換えると「6」を打たないマネージメントです。
パー4でのダブルボギー「6」を打たないことも重要ですが、グリーンを狙う3打目の距離が短くなりがちなパー5では、「5」でまとめてパーを取り、貯金を作りたいところなのです。パー5を苦手にしていたり、大叩きしてしまうゴルファーは多いもの。確実に3打でグリーンオンする戦略を磨きましょう。
もちろん、ダブルボギー以上が確定してしまうOBには細心の注意が必要です。
100切りの場合は、OB近い場合、ユーティリティーやアイアンなどの短い番手でのティーショットが有効でしたが、ボギー以内におさめたい90切りの場合は、刻むことも残り距離が残ってしまうリスクにつながります。ティーショットの精度を上げる練習が不可欠になるのが90切りのレベルです。
ボギーオン率の目標は100%
ボギーペース以下で回る90切りの目標では、ボギーオン(※パーから一打引いた打数でグリーンオンすること)率を高めることが重要です。
パーオンの目標は40%以上
パーオン率+ボギーオン率は、80?90%以上が目標になります。
意識としては、ボギーオンの確率が100%になるようショット力を磨きましょう。
ボギーオンできていないホールは、以下の様な状況が代表的な例としてあげられます。
<ティーショット>
・池に入れてしまう。OBになる。
・林に入れてしまう。
・グリーン方向を向けない場所にいく。
・クロスバンカーに入ってしまう。
・チョロする
<セカンドショット以降>
・大ダフリ、トップする
・ガードバンカーに入ってしまう。脱出に失敗する
・アプローチでの大オーバー、大ショートでグリーンを外す
この中で特に重要さを増してくるのが、グリーンを外してからのアプローチです。
90切りでは50?60ヤード以内になったら、確実にグリーンオンさせたいところです。練習場でウェッジのコントロールショットを多めに練習しましょう。
1ホールの平均パット2.0以下をめざす
90切りなら平均パット数を2.0以下を目指します。
平均パット数が2.0なら、1ラウンドのパット数は36。
1ホール平均2.0を切るのは、1パットの回数も増やす必要があります。
リカバリー率(グリーンを外してからパー以下のスコアになる確率)の数字に着目するのもこのレベルからです。まずはハーフで1?2個の寄せワンを目指しましょう。
とはいえ無理に1パットを狙い過ぎるのは、3パットのリスクにつながります。
基本は2パットでいけるように距離を合わせます。
ストレートに近い短いラインが残った時がチャンス到来!
しっかり沈めてリカバリー率を高めましょう。
90切りからは、アプローチとパッティングの重要性がグッと高まります。ラウンド経験を積み、練習ではより実戦を意識しましょう。
90切りの目標になるスタッツの目安
フェアウェイキープ率 50%以上
パーオン率 40%以上
パーオン率+ボギーオン率 90%以上
平均パット数 2.0以内
リカバリー率 16%?30%程度
ダブルボギー以上をなくす。パー5は基本的にパーを目ざす。
上記が、90切りのためのスタッツの目安です。
この数値が実現できれば、計算上、80台半ばから80台前半くらいのスコアが出るはずです。自分の各スタッツと比較して、重点的に練習するポイントを見つけましょう。
80切りを達成し、シングルを目指す!
多くのゴルファーに取って、あこがれの存在であるシングルプレーヤー。
シングル入りを果たすためには、80以下のスコアが必要になります。
まずは、半分ボギー、半分パーの割合の割合を目指します。
ハーフ9ホールでボギー5つ、パー4つならスコアは「41」。
逆にパーが5つで、ボギーが4つならスコアは「40」です。
半分くらいミスしてもいいという気持ちでいると、気楽にプレーできそうです。
このレベルまで来ると、コースマネージメントも重要になります。
18ホールのうち難しいホール、例えば距離の長いパー3やパー4はボギーでもOKという割り切りが必要です。
いつも回るコースであれば、事前にボギーを打っても良い苦手なホールを把握しておきましょう。18ホール中、ボギーを叩いていいホールが6個、残りがパーなら、スコア「78」になります。
このレベルでは、大きなミスはご法度。
ショットの精度をあげて、FWキープ率、パーオン率は70%以上を目指しましょう。
地味な練習に打ち込む時間も必要になるでしょう。
シングル入りするスタッツの目安
フェアウェイキープ率 60%?70%
パーオン率 60%?70%以上
平均パット数 2.0以内
リカバリー率 30%?50%
3パットしない
残りが100ヤード切ったら、積極的にピンを狙う
ゴルフネットワークプラスでスコアを付けて、自分の課題を見つけ、ベストスコアを達成しましょう。
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