【レッスン】「プレ男レッスン」実際にやってみた vol.02 シンプルなインパクト 編
2015年11月29日(日)午後1:00
5月から新しくスタートしたレッスン番組、「プレ男(メン)レッスン」。
ゴルフネットワークプレミアムクラブで厳選された"プレミアムな男たち"が月替わりで出演。毎週、4回に渡り独自のメソッドを紹介していきます。
最初の「プレ男(メン)」は、ツアープロコーチの植村啓太氏。ジュニア時代から指導をする古田幸希プロをゲストに、古田プロも実際に行っているという、実戦を意識した練習法が登場します。
前回のテーマは「振って飛ばす」。一本足打法や連続素振りなど、アマチュアゴルファーにもすぐに実践できるドリルが紹介されました。
「プレ男レッスン」実際にやってみた vol.01 振って飛ばす 編
第2回のテーマは「シンプルなインパクト」。古田プロも実践しているというシンプルなインパクトとは、どんなものなのでしょう?前回に続いて「GOLF NETWORK PLUS」ユーザーに、「プレ男(メン)レッスン」で紹介される練習法を実際に行ってもらい、その効果の程を検証してみました。
今回も「プレ男(メン)」メソッドを試してくれたのは、神奈川県の児山和弘さん。月に二回はラウンドをする大のゴルフ好きで、スコア管理アプリ「GOLF NETWORK PLUS」も数年前から愛用して頂いてます。「GOLF NETWORK PLUS」の平均スコアは、「81.5」というなかなかの腕前です。
★今週のGN+ゴルファー★ 児山和弘さん
年間ラウンド数:24回
練習場回数:毎月平均2回
GN+平均スコア:81
直近のスコア:82(2015/05/02)
今の悩み:ティーショットの球筋が日によってバラける
よく使う機能:分析機能「パーオン率とボギーオン率をよくチェックします。」
「シンプルなインパクト」手先を使わずに再現性を高めよう!
ジュニア時代、手の感覚を巧みに使って、球筋を打ち分けていたという古田プロ。しかし、植村コーチはそれを見て、「将来的に行き詰まるのでは?」と感じたそうです。器用な筋肉を使いすぎることは、スイングにとって重要な再現性が悪くなることにつながり、プレッシャーにも弱くなるためです。
手打ちにならず、シンプルにインパクトするのが上達の秘訣です。
ドリル1「ハーフスイング」
身体全体で打つトレーニングになるのが、この「ハーフスイング」。
手の感覚が強かった古田プロに、身体の大きな筋肉を使って振る感覚が養えたといいます。
やり方は、腕を腰の高さまで上げて、インパクト後のフォローをやはり腰の高さまでで止めます。
ボールの5ヤード先に、右と左に木が立っていると想像して、その木の間を抜けていくようにボールを打ちます。距離は20?30ヤードでOKです。木と木の間に打つイメージを持つことで、出球が真っ直ぐなサイドスピンのかからないボールを打つ練習にもなります。
児山さんは、8番アイアンでハーフスイング開始。
最初は上手く当たりませんでしたが、コツを掴んだのか、徐々に当たりはじめ、出球がそろってきました。
「まず、腰の高さで止めるのが難しいですね。自分で思ったよりも腕が上に上がってしまいます。
低い腕の位置から打つので、手の力が加えにくく、たしかに下半身手動で手をあまり使わずに打つ感覚が学べます。
もともとトップから打ち急ぐくせがあるのですが、脱力して身体の大きな筋肉を動かすので、リズムも良くなった気がします」(児山さん)
小さいスイングでも、クリーンに当たると、気持ちのよい感触が手に残ります。
100ヤード以内のコントロールショットの練習にもなり、練習効果の高いドリルです。
ドリル2「片手打ち」
続いて、片手打ちです。左手はもちろん、器用な右手であっても、長いゴルフクラブで小さなボールを片手一本で打つのは難しく、特にひじや手首など稼働しやすい部分がグラグラと動くと、なかなかボールに当たらなくなります。「片手打ち」とはいうものの、実際には手で打つのではなく、身体の動きに腕が連動するように動く必要があるようです。
古田プロは、左手での片手打ちを重点的に行なっているとのこと。肩と連動して、手首がぐらつかないようにしっかりと握っているといいます。
手首をこねたりする動きが抑制され、身体と連動した腕の動きを学ぶことが出来ます。
児山さんは、最初、8番アイアンで打っていましたが、なかなか当たらないので使用クラブを9番アイアンに変更。右手でも左手でも少しづつボールにあたるようになってきました。
「片手だとクラブが重いので、これは難しいですね。どうしてもクラブがグラつく感じがします。ひじを身体から離さないような意識で打つと、ボールに当たるようになりました。トップで出来た手首の角度はインパクトまであまり変えないほうが良いみたいです。私の技量では、右手と左手の出球の高さが揃わないので、同じように打てるように練習したいですね」(児山さん)
ハーフスイングも片手打ちも、身体の大きな筋肉をつかい、それに腕が連動するためのドリル。
これらを反復練習することによって、再現性の高い「シンプルなインパクト」が養えます。
両方とも慣れるまでは少しむずかしい内容ですが、調子の波が激しいゴルファーや、左右に出球が散らばるゴルファーには、ぜひ試してみて欲しいドリルです。
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