【レッスン】良いスイングをするために欠かせない「プレスイング」4つの準備
2015年9月1日(火)午後9:00
ゴルフネットワークで絶賛放送中のレッスン番組、「プレ男(メン)レッスン」。
“テクニックを学ぶだけがレッスンではない"。
選ばれたプレミアムな男たちによる、上達への厳選メソッドを紹介する番組です。
9月の「プレ男(メン)」は、江連忠プロ。アメリカに渡り、ジム・マクリーン氏からレッスンメソッドを学び、帰国後は片山晋呉、諸見里しのぶなどトッププロをコーチした、日本におけるプロコーチの第一人者です。96年には史上最年少で、レッスンオブザイヤーを受賞しています。
番組では、ゴルフネットワークでおなじみの皆藤慎太郎アナとともに、江連流スイングの真髄を4回にわたって紹介します。江連プロも「江連忠が考えるゴルフの面白さ、かっこよさを存分に伝えたい」と大いに意気込んでいます。
良いスイングのための準備をする
今回のテーマは「プレスイング」。
「プレスイング」とは、スイングの前の段階のこと。
良いスイングをするために欠かせない、「立つ」、「持つ」、「構える」、「狙う」という4つの準備があります。
まずは「立つ」こと。
江連プロが良いスイングのために、大切にしているのが姿勢。まず一番最初のレッスンとして、姿勢よくすることをレッスンします。
腕の力を抜いて、リラックスしてから、腕を上にあげてみると、頭の近くまで高く上がります。 しかし、手にギュッと力を入れてから腕を上げると、肩より少し上くらいまでしか上がりません。
つまり、悪い姿勢や力みは身体を思うように動かなくしてしまいます。江連プロはこれが、アマチュアゴルファーに起こってしまうよくない現象だと指摘しています。背筋を伸ばして、真っ直ぐ立ち、腕や肩をリラックスさせて、無理に力まないようにします。
続いて、「持つ」ということ。
クラブを「持つ」感覚を持ちたいと、江連プロは言います。ギュッと「握る」のではなく、クラブを「持つ」。この語感の違いが、腕の力感の違いになります。
強くクラブを握ってしまうと、力みからスムーズにクラブが動かなくなります。「持つ」という言葉をイメージする事で、適切な力感でグリップすることができ、自然と脇が締まったアドレスを作ることが出来るようになります。
身体全体で、目標を「狙う」
正しい姿勢で「立つ」事ができ、良い力感でクラブを「持つ」ことができたら、次はクラブを「構える」ことが大切です。
身体の正面にクラブを持った時に、誤解されやすいのは、クラブのシャフトが垂直になった状態が正しいと思われがちなところです。サンドウェッジを例に取ると、クラブフェースをまっすぐに目標方向に構えると、シャフトは目標方向に少し傾く、いわゆるハンドファーストの状態になります。
正しい構えとは、クラブの機能に合わせて構えること。そうすると、ドライバーなどは比較的垂直に近くなり、ハンドファーストの度合いがもっともきつくなるサンドウェッジが一番構えにくいクラブになると江連プロは指摘します。構え方は、どのクラブも同じではなく、そのクラブによって変える必要があるのです。
最後は目標を「狙う」ことです。
例えば、ライフルで目標を狙うとき、狙撃手は目標に対して半身になり、さらに重心は低くなります。この目標を狙撃するような感じを、アドレスでも出したいというのが江連プロのメソッドです。
「構える」段階で、クラブフェースを目標に向けるだけではなく、身体全体で目標を狙うような感じを出すのが江連メソッドです。
「目だけでなく、身体全体で目標を狙います。右の脇でも目標を狙い、ひじでも、手でも、左の脇でも目標を狙います」と江連プロは強調しています。身体の各部分で目標を狙うイメージを持つことで、よりターゲットへの意識を高め、結果的にバランスのとれたアドレスになるのです。
スイングをする上で重要な前段階「プレスイング」。
「立つ」、「持つ」、「構える」、「狙う」の4つの準備を番組でチェックしてみてください。
【放送予定】「プレ男レッスン」
【関連】なぜ練習場のようなショットがコースで打てないのか?
GOLF NETWORK PLUS「スコアアッププラン」
有名プロ・コーチによる"わかりやすくて、ためになる"レッスン動画500本が見放題。GOLF NETWORK PLUSがあなたの上達をさらにサポートします。
【詳細】GOLF NETWORK PLUS スコアアッププラン
「GOLF NETWORK PLUS TV」なら、いつでもどこでも「プレ男レッスン」が見れる!
「GOLF NETWORK PLUS TV」なら、スマホ・PC・タブレットで、通勤時や練習場でなど、いつでもどこでも好きな時に「プレ男レッスン」をみることができます。