【レッスン】グリップエンドプレーンとは?グリップエンドの軌道をチェックして安定した弾道をキープ
2015年8月31日(月)午前10:00
ゴルフネットワークで絶賛放送中のレッスン番組、「プレ男(メン)レッスン」。
“テクニックを学ぶだけがレッスンではない"。
選ばれたプレミアムな男たちによる、上達への厳選メソッドを紹介する番組です。
ツアープロのコーチでもある石井プロの実践的なスコアメイク術やスキルアップのメソッドは、多くのゴルファーから支持されています。番組内でも、薗田峻輔プロとともに効果的な練習法を紹介しています。
"グリップエンドプレーン"とは?
3回目のテーマは「グリップエンドプレーン」。
「グリップエンドプレーン」とは聞きなれない言葉ですが、グリップエンドを意識することで、スイングプレーンが良くなると石井プロは提唱します。
そもそもスイングプレーンとは、古くはベン・ホーガンが名著『モダンゴルフ』で説いた、スイング中にクラブが描く平面のことです。アドレス時に、飛球線後方から見た時、シャフトの延長線とボールと肩口を結んだ線のの間にクラブが収まるようにスイングしなさいというのが、よく言われるレッスンです。
現代は、このシャフトの延長線を「シャフトプレーン」と呼び、インパクト前後でこのシャフトプレーンにクラブが乗っているかをチェックするのが一般的です。
石井プロは、グリップエンドをこの「スイングプレーンをリードする支点」と考えています。そして、グリップエンドの通り道を管理することで、スイングプレーンが良くなり、弾道も安定してくると言うわけです。
アマチュアゴルファーによくあるミスとして、切り返した時に手元が前に出てしまい=グリップエンドが前に出て、クラブが受から入りすぎる、"スティープ"な状況があります。この軌道では、左に行くボールと弱いスライスボールの両方が出てしまいます。
薗田峻輔プロも、調子が悪い時は、上から入りすぎてしまう事があるといいます。ツアープロは、いつも芝の上から打っているので、ダウンブローに打つ意識が強すぎると、いつもと違う球筋になってしまいます。そんな時に、グリップエンドの軌道である「グリップエンドプレーン」をチェックして、正しい起動に戻す調整を行なうのです。
グリップエンドプレーンを良くするには?
番組内では、自分のグリップエンドの動きを知る方法を紹介しています。
水を入れた500cc程度のペットボトルを用意して、出前持ちの様にペットボトルを持ちます。手元が前に出てしまうスティープな動きになると、ペットボトルの水が、前からボタボタと落ちてしまいます。
トップで上を向いた右手をそのまま腰の高さまで下げて、それから身体の回転とともに手首を真下に下ろす感じを持ちます。
実際にクラブを使った練習法も番組内で紹介しています。
7番か8番アイアンを短く持ち、トップから腰の高さまでおろしてから、手首を返していく動きを練習します。この手首を返してターンさせる動きが無ければボールは右に飛んでしまいます。腰の高さまで下ろしたらフェースをターン、「下ろしてターン」の動きを繰り返し練習していきます。
これで、グリップエンドプレーンがよくなり、スイングに安定感が生まれてきます。
やみくもに練習するよりも、グリップエンドの動きに注目して、ドリルを繰り返し行なったほうが、スイングの質は良くなります。後方からスマホで撮影して、グリップエンドプレーンをチェックするのも効果的です。
是非、番組をチェックして、試してみて下さい。
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