【レッスン】パットのイメージが頭に残っているのは何秒まで? 美味しい時間の使い方とは
2015年10月1日(木)午後2:19
ゴルフネットワークで絶賛放送中のレッスン番組、「プレ男(メン)レッスン」。
“テクニックを学ぶだけがレッスンではない"。
選ばれたプレミアムな男たちによる、上達への厳選メソッドを紹介する番組です。
8月の「プレ男(メン)」は、石井忍プロコーチ。薗田峻輔プロをはじめ、多くのツアープロのコーチしてきた石井プロのレッスンによって、多くのゴルファーが上達を遂げています。番組では、そのとっておきのメソッドを紹介してきます。
パッティングの美味しい時間を使う
最終回となる4回目のテーマは「美味しい時間の使い方」。
人間は、見たもののイメージが頭のなかに残っているのは3秒程度だといいます。パッティングの際に、目標であるカップを見て、そこに至るボールのラインをイメージしてから、そのイメージが消えてしまうのも3秒程度ということになります。
目標を見てから、ボールを打つまでが長いゴルファーは多いもの。アドレスしてから打つまでに時間がかかってしまうと、イメージが消えてしまい、「あれ? どのくらいで打つんだっけ?」と脳が感じてしまい、思うような距離感が出なくなってしまいます。
石井プロの提唱する「美味しい時間を使う」とは、パッティングの際に、イメージが残っている3秒のうちにパッティングしようということです。
電子レンジで料理を温めるときに、長すぎても短すぎても美味しくない。ちょうどいい「美味しい」時間を使うのが、石井流のパッティングルーティーンです。
薗田プロへのコーチングのきっかけは?
薗田峻輔プロが、石井プロにコーチを依頼するきっかけになったのもパッティングでの悩みだったといいます。
そんな薗田プロに、石井プロが提案したのが、目標を見てから「3秒」でパッティングすること。
もともとパッティングがあまり得意ではなかったという薗田プロ。そんな意識もあってか、パッティングルーティーンが長かったこと、特にターゲットを見てからボールを打つまでの時間が長いことを石井プロが指摘し、3秒という具体的な数字を設定して、練習することになりました。
番組内では、実際に薗田プロに、目標を見てから10秒でパッティングした場合と、3秒でパッティングした場合を比較してもらいました。
10秒では、目標を見て描いたラインのイメージが消えてしまい、パットは大きくショート。イメージがでないので、ストロークも緩んでしまいました。
一方、普段から実践している3秒でのパッティングだと、スムーズなストロークで見事にカップイン!
いつも行なっているルーティーンであることもさることながら、目標を見たイメージを活かしてパッティングできるので、距離感が合ってきます。
最初に「見てから3秒」のパッティングを提案された薗田プロは、これまでより早いリズムに戸惑ったそうですが、慣れてくると「3秒」が当たり前になり、長くなるほど難しくなったといいます。練習による積み重ねで、「美味しい時間」に慣れることが必要のようですね。
石井プロは、スマートフォンを活用して、仲間同士で時間を測ったりして、練習することを勧めています。
是非、番組をチェックして、試してみて下さい。
【関連】「プレ男レッスン」石井忍編 vol.01 なぜ練習場のようなショットがコースで打てないのか? 編
「プレ男レッスン ?石井忍メソッド?」放送予定
「GOLF NETWORK PLUS TV」なら、いつでもどこでも「プレ男レッスン」が見れる!
「GOLF NETWORK PLUS TV」なら、スマホ・PC・タブレットで、通勤時や練習場でなど、いつでもどこでも好きな時に「プレ男レッスン」をみることができます。