【レッスン】目指すはJ.スピース! 身近なものを使ったパッティング練習法
2016年1月4日(月)午後3:00
全米トップ100に選ばれた熱血インストラクター、マイケル・ブリードのレッスン番組「ゴルフ・フィックス」。毎週様々なテーマで、ゴルフ先進国アメリカの最新レッスンメソッドを用いたゴルフの上達法を伝授します。
今回のテーマは「パッティング」です。ジョーダン・スピースのように方向性と転がりの良いパッティングを打つための練習方法をご紹介します。これであなたもスコアアップ間違いなしです。
お札を使ってスクエアに構える
パッティングの時にフェースの向きを注意していないアマチュアをよく見かけます。そこで1ドル札をカップの向きに対して垂直になるように置き(写真1参照)、ボールをお札の前にセット(写真2参照)。
そして、パターをお札の後ろに置くことで次の効果が得られます(写真3参照)。
・パターフェースの向きが目標に対してスクエアになる
・バックスイングは小さくなるが、ヘッドを走らせる感覚が身に付く
アマチュアゴルファーの多くはショートパットでヘッドを走らせていないので、こうすることでしっかりフォロースルーが取れるようになるのです。
カードを使ってスピード感を磨く
スピースのパッティングは、転がりが完璧。カップの奥に当たらないくらいの強さでカップインしていますので、もし入らなくてもそれほどオーバーする心配がないのです。皆さんも、パッティングは1mでも10mでも距離に関わらず、打ち方ばかりを考えるのではなくボールの転がるスピードを考えて打たなければなりません。そこでご用意していただきたいのが、画用紙のようなカード。カードを真ん中から1cmほど後ろにセットしてください(写真4参照)。
そして、そのカードを動かさないようにパットを沈めましょう。転がりが強すぎると、ボールがカードに当たり動いてしまいます(写真5参照)。こうすることで、スピードをコントロールすることができ、手前から吸い込まれるようなパットが打てるようになるでしょう。
ギアタイでスピードをコントロール
ギアタイをカップの奥30センチくらい離して置きます(写真6参照)。そして5mほどの距離をパットしてみましょう。ギアタイに当たらないようにパッティングすることで、ボールの転がるスピードをコントロールすることができるようになるでしょう(写真7参照)。スピードをコントロールできれば、ラインを読めるようにもなるのです。
目印を見つけて方向性アップ
ボールについているロゴを“線"とし、方向を定めるために使いましょう(写真8参照)。打ち出したい場所に目印を見つけ、そこにその線を合わせます。この時、なるべくボールから15cmくらいにある目印を見つけるようにしましょう(写真9参照)。
そして、必ずラインの後ろから線がずれていないか確かめて、後はボールが目印の上を通るように打つだけ(写真10参照)。スピースもこうして方向性を磨いたのです。
ゴルフ・フィックス #159より
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全米トップ100に選ばれた熱血インストラクター、マイケル・ブリードのレッスン番組。毎週、様々なテーマでゴルフの上達法を伝授。視聴者から寄せられた質問に答えるほか、時にはトッププロをスタジオに迎え、プロのショットを細かく分析します。初回放送は毎週火曜日夜8時30分から。
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