【レッスン】飛距離を左右する「スマッシュファクター」とは? ?「あすゴル!」#189
2015年11月13日(金)午後7:51
ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく「あすゴル!」。
シーズン8では、モデルの三枝こころさんをゲストに迎え、栃木県のイーストウッドカントリークラブに設置されている弾道解析器「トラックマン」を使ったレッスンを展開しています。ゴルフが大好きという三枝さんは、ベストスコアが「78」の上級者。内藤コーチのレッスンも、自然とよりレベルの高いものになっています。
スマッシュファクターとは?
今回のテーマは「スマッシュファクター」。
聞き慣れない言葉ですが、簡単に言うとミート率のこと。「スマッシュファクター」が高いほど、インパクト効率が高くなり、飛距離も伸びる可能性があります。
「スマッシュファクター」の良し悪しは、いいスイングだったのか、インパクト効率は良かったのかというバロメーターにもなるのです。
「スマッシュファクター」の100点満点の数値は1.50。
内藤コーチは、最高で1.53という数値を見たことがあるとのこと。
「スマッシュファクター」は、自分のヘッドスピードに対して、どれだけ効率よくミートできるかを測る指標なので、プロもアマチュアも1.50が目標の数値になります。
ちなみに「スマッシュファクター」の算出方法は、以下の式になります。
ボール初速 ÷ ヘッドスピード
クラブには反発性能の規制があるので、最高に効率が良くてもスマッシュファクターには限界があるということです。
ドローボールで「スマッシュファクター」がアップ!
三枝さんのドライバーショットを計測すると、ミート率は1.44。
フェードボールでナイスショットでしたが、ドローにすることで更にインパクト効率が上がり、「スマッシュファクター」もアップするといいます。
上級者らしく、左が狭いとしっかり振りきれないという悩みを口にする三枝さん。内藤コーチのレッスンで、出球をコントロールしてなおかつインパクト効率が高まる方法を紹介します。
ドローボールを打つためには、アドレスでフェースを少し左に構えます。真っ直ぐに構えるとクラブのトゥが時計の12時を向いているとしたら、11時30分くらいを向くくらいで構えます。そして左に向いた分、ハンドファーストにして、フェースをスクエアに構えます。 これが、右に打ち出してドローボールを打つ構えです。
そして、ティーアップを左のティーマーク付近にすることで、左サイドを視界から消して右サイドに打ち出すイメージが出来ます。
さらに内藤コーチは、頭がボールの右にあるいわゆる"ビハインド・ザ・ボール"をアドバイス。これもボールがつかまってドローになりやすくなるレッスンです。こめかみの位置をキープして振るようにします。
3つのポイントをレッスンされた三枝さんは、見事なドローボールで「スマッシュファクター」が1.50の数値を達成。1.44→1.50とインパクト効率が改善しました。これは飛距離にすると約10ヤードの違いがあります。
すぐにラウンドで使えるレッスン。
詳細はぜひ番組内でご確認ください。
あすゴル!#189より
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