【レッスン】アイアンの基本、ダウンブローをマスターしよう「あすゴル!」#194
2015年11月24日(火)午後4:46
ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく「あすゴル!」。
「あすゴル!」シーズン8は、モデルの三枝こころさんをゲストに迎え、好評放送中です。
三枝さんはベストスコア「78」というかなり上級者ですが、「あすゴル!」レッスンによって、スイング改造に着手中。ドライバーの飛距離が伸び、さらにレベルアップされています。
アイアンの基本、ダウンブロー
今回のテーマは、「アイアンショット ダウンブロー」。
これまでのレッスンで、ドライバー、フェアウェイウッドとレベルアップしてきた三枝さんですが、ラウンドで使う機会が少なくなったことでアイアンにやや苦手意識があるとのこと。内藤コーチが、アイアンショットの基本であるダウンブローをレッスンします。
三枝さんのアイアンショットは、バックスイングで右サイドへの体重移動が大きいため、そこから振り下ろすとやや振り遅れ気味のインパクトになりやすくなると内藤コーチは分析します。アマチュアゴルファーの多くがこうした傾向があり、フェースが開いて当たったり、すくい打ちになるなどのミスが出ています。
ダウンブローに打つためのドリルは、バックスイングからトップを作り、ダウンスイングに入る前に頭の位置をアドレスの位置まで戻してから、ダウンスイングに入るというものです。バックスイングで自然と右に移動した頭をトップで垂直に戻すような動きになります。
この頭をアドレスの位置まで移動させると、自然と体重が左に移動し、左の股関節に乗ることができます。プロの間ではこの状態を「ギアが入っている」と表現するといいます。この動きができると、自然とダウンブローになり、クラブヘッドが加速しながらインパクトを迎えることができます。
複雑な動きなので、ぜひ番組内で内藤コーチのレッスンをチェックしてみてください。
「ギアを入れて」から打つことができれば、強い弾道のダウンブローになります。
ヘッドスピードをアップさせるドリル
初心者ゴルファーの中には、アイアンショットでボールが上がらないという人が少なくないはず。ヘッドスピードが不足して、十分にボールが上げられていないということが考えられます。
そこで内藤コーチが、アイアンショットでヘッドスピードを上げるドリルを紹介します。
ポイントはクラブを逆さに持ち、左手一本で振ること。
連続素振りを繰り返しながら、最後にフィニッシュを取ります。フィニッシュでは右手を添えて両手でクラブを持ちます。
クラブを逆さに持つと、ヘッドの重みがないためビュンとインパクト以降でクラブが加速する感じがつかめます。ダウンスイング直後に力がはいるのではなく、フォロースルーで加速することで、ヘッドスピードが上がった状態でインパクト出来るわけです。
フォローで加速できると、自然とスイングも綺麗になります。
アイアンショットが一気に上達する二つのドリル、ぜひ練習でチャレンジしてみてください。