マキロイとスピース。プロコーチが考える究極のスイングとは?
2016年1月25日(月)午前11:52
好評のギア情報番組「内藤雄士・石井忍 シャフトのトリセツ」。 多くのゴルファーが抱えるシャフトへの疑問を解決し、飛距離アップやスコアメイクに役立つ情報を発信する番組です。
番組の案内役は、ツアープロコーチの内藤雄士氏と石井忍氏。
五回目の今回は、二人の考える「究極のスイング」について語られます。
好対照なマキロイとスピース
今回のトークのテーマは「究極のスイング」があるのか?
プロコーチの二人にも興味深いテーマですが、それは決してひとつではないと内藤コーチは言います。
現在、ベストスインガーとして評価の高いローリー・マキロイのスイングは、鍛えられたフィジカルの強さを駆使して、両脇が締まったままインサイドからいっきに左に振りぬいて、圧倒的な飛距離のドローボールを放ちます。
マキロイは、ドライバーからスイングを作っていると内藤コーチは指摘します。
マキロイと世界NO.1プレーヤーの地位を争うジョーダン・スピースはご存知のようにパットとアプローチの名手。左利きということもあり、アプローチの打ち方のようにフェース面を動かさないように、ボールをフェースに乗せて運ぶようなスイングをしています。
飛距離は落ちるかもしれませんが、ボールを芯に当てることに優れたスイングです。
「飛ばす」スイングと「運ぶ」スイングという、相反するスイングタイプの理想形に近い二人の選手。どちらも「究極」と言っていいスイングです。
内藤コーチは、そのゴルファーのプレースタイルや打ちたい球筋で、どんなスイングが理想的かが決まると話します。
シャフト選びもそのスイングや球筋に応じてベストなものを選びたいものです。
賞金王キム・キョンテプロのシャフトは?
内藤コーチのスイング解説は、今季の賞金王、キム・キョンテプロが登場。
それまでは別のシャフトを使用していたキョンテ選手ですが、ドライバーのヘッドが最新モデルへと変わった際、シャフトを「TOUR AD MJ」シャフトに変更。ヘッドが変わってボールのつかまりが不足したのを、先端部のしなり量が大きくボールがつかまる「MJ」シャフトを使用して補っているとのことです。
大型ヘッドはミスの許容範囲が大きくなる反面、ボールがつかまらずに右にいってしまうミスが出ることがあります。そんなゴルファーにはキョンテプロのシャフト選びが参考になるはずです。
好評の石井忍コーチの"利きシャフト"のコーナーでは、石井コーチが、シャフトの印刷を黒く塗って、モデルをわからなくしたシャフトを打ち比べします。
意外にも苦戦続きの石井コーチですが、今回は正解できるでしょうか? 正解は番組内でチェックしてみてください。
ツアープロのシャフト選びのキモを紹介する「シャフトのトリセツ」。
ぜひ番組をご覧ください。
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「内藤雄士・石井忍 シャフトのトリセツ」
「シャフトの重要性」をツアープロコーチの内藤雄士氏と石井忍氏の2人がお届け!シャフトに注ぎ込まれるテクノロジーやそれらにまつわるエピソードを紹介していきながら、視聴者のシャフト選びに役立つ情報をお伝えしていく。
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写真提供:Getty Images