【レッスン】中途半端な距離のアプローチを克服 ボールを挟むドリルでダフリとトップのミスが激減!
2016年1月7日(木)午前11:20
ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく「あすゴル!」。
「あすゴル!」シーズン8は、モデルの三枝こころさんをゲストに迎え、好評放送中です。ゴルフが大好きという三枝さんですが、「あすゴル!」レッスンによって、メキメキと上達中。飛距離も伸びてきて、レベルアップを実感されています。
中途半端な距離のアプローチを克服
前回までのレッスンでこころさんのティーショットは急激に上達。内藤コーチも「完璧ですね」と文句なしの上達ぶりをみせてくれました。ショットが完璧なこころさんの次なる課題はアプローチ。PAR4のティーショットとセカンドでナイスショットしたけど、惜しくもグリーンに届かないケースってありますよね。今回のテーマはそんな「中途半端な距離のアプローチ」をレッスンしていきます。
エッジまで残り20ヤード、ピンまで30ヤードの距離しかない状況のアプローチを想定して打ちましょう。この距離のアプローチが苦手だというこころさんは「バックスイングが大きすぎて、インパクトで緩んで、結果的にダフってしまいます」とミスが連発。では、この様な中途半端な距離を成功させる練習を行っていきましょう。
ボールを腕に挟むとクラブと体が同調する
今回はボールを使って練習していきます。なぜボールを使うのか。それは多くのアマチュアの方は、バックスイングをどの程度上げればいいのかわからなくて、バックスイングが距離に対して大きすぎてしまい、インパクト付近で急激に緩んでしまいます。その原因はバックスイングを上げたときに、ヘッドは適正なところまで上がっていても、上体がちゃんと回っていなくて、結果的に手で上げてしまうこと。それを防ぐために腕にボールを挟んで練習を行っていきます。
距離を飛ばそうとするとき体をしっかり回しますよね。しかし短い距離になると体を回さなくても打ててしまうので、手だけで上げてしまい、ヘッドが上がりすぎてしまいます。結果的に振り遅れてダフリやトップのミスに繋がります。適正なバックスイングにおいて重要なのはクラブと体の動きの同調。早速身につけていきましょう。
ドリルとしては右手を一本で持ちます。まず手だけで腰の位置まで持っていきます。
そしておなかをグリップエンドに向けて体を回してください。
あとは左手を添えるだけ。
手だけで上げている方はかなり体を使っている感覚になると思います。これくらい短い距離でもしっかり体を回すのが理想的。そうすることによって手打ちを防ぐことができます。
イメージとしてはバックスイングよりもフォロースルーのほうが大きく振る。キャリーで30ヤード打つ場合、バックスイングはキャリーで10ヤード打つときのイメージで大丈夫です。
そこからフォローを大きくするイメージで30ヤード打ってみてください。
その時ボールをはさんで打ちましょう。ボールを挟むことによってクラブとボールが強制的に同調されます。
実際に打ってみると、ミスが連発するこころさん。そこで内藤コーチが「フォロースルーで三角形が崩れている」と指摘。今までインパクト付近でフェースを返して、フォローで三角形が崩れていたこころさんは「フェースって返さなくていいんですか」と驚いた様子。「フェース面はずっと自分の方向に向けるイメージで打ちます」と内藤コーチ。
今まではインパクトで体が止まって手でボールを打ちにいってましたが、それを体のターンで打つことで、スピン量も方向性も安定します。シンプルな動きなのでミスが減り、微妙な打ち分けが可能。ボールが安定してきたこころさんは、同じところにボールを打てるようになりました。皆さんも寄せワンの快感を今から明日からお試しください。
【放送予定】「あすゴル!」
【動画】あすゴル!#200 中途半端なアプローチを克服。ボールを挟むドリルでダフリとトップのミスが激減!
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