【レッスン】真っすぐ飛ばない方必見! ドライバーショットの基本『方向性』を学ぶ
2016年5月22日(日)午前11:35
これまではアライメントチェックなどで構えを中心にレッスンしてきた「あすゴル!」シーズン9ですが、今回はドライバーショットの『方向性』をテーマにスイングの基礎的な部分を見直していきます。正しい体の向きを取って、出玉の方向性を整えましょう!
よくある方向性のズレ、ミスショットの原因に
まずはゲストの佐藤詩子(さとう・うたこ)さんのスイングをチェック。しっかりアライメントを取ってティーショットを放った佐藤さん、一見ボールは真っすぐ打ち出されているように見えますが…。「ちょっと左に向くクセが残っていますね」と内藤コーチから体の向きについて指摘が入りました。
もともと左に向いてしまうクセがある佐藤さん。始動の直前、無意識に左足を体の後ろへ引いてしまっているようです。その原因について、内藤コーチは「スタンスの向きが変わってしまうのは、両腕の高さで右腕の方が高くなりすぎているせい。これは多くのアマチュアに見られる傾向です」と説明。
右腕の位置が高すぎる状態で意識せずに構えると、右肩がそのまま前に出るため、肩のラインが左を向いてしまいます。それにつられて、足のラインも左を向いているのです。この場合、肩のラインに対して出来るスイングプレーンはアウトサイドイン。ひっかけやスライス、フェースが開いていれば右に飛んでしまったりというミスにつながります。
方向性のカギは肩のライン 右ワキを締めて合わせる
ここで、まず直すべきは肩のラインです。右肩が前に出ていない真っすぐなラインが出来れば、自然とスタンスもターゲットに対して平行になります。ポイントとなってくるのは、“右ワキを締める"こと。そのための簡単なドリルを内藤コーチが紹介してくれています。
まずは右腕一本でクラブを握りましょう。そして、右ワキが締まるように、左手で右腕を押さえます。そしてその状態のままバックスイング、ダウンスイング。スイング中は、右ワキが開いたり、ヒジが引けたりしないよう固定することがポイントです。
ドリルで感覚をつかんだら実践へ。左手で右腕を押さえながら肩のラインを合わせ、それに対してスタンスを合わせます。右ワキの締まりは、構えからスイングに至るまで意識してください。あとはそのラインを信じてスイングしましょう。
「最近スライスばっかり」という佐藤さんも、左に向くクセでスイングプレーンがアウトサイドインになっていたことがその原因だったようです。右ワキの締まりでキープする肩のライン。正しい構えになればストレートボールが打てるはず。最初は違和感があるかもしれませんが、それでも信じて、今から明日からお試しください!
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【見逃し配信】あすゴル!#215
今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン9を好評放送中。ゲストはモデルで女優の佐藤詩子(さとう・うたこ)さん。ベストスコアは「82」ですが、長いブランクを経て最近ゴルフを再開したばかり。内藤コーチのレッスンを受けて上達を目指します。