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スコア100「叩く!」「叩かない!」の違いはココだ! 楽々90台が出るプレースタイル グリーンオンまでのプレースタイル編

2016年6月30日(木)午前11:37

今年も「ゴルフネットワーク100切り選手権2016」が7月22日の太平洋クラブ 御殿場WEST大会を皮切りに全国4会場で開催されます。そこでGNマガジンでは「100切り選手権応援企画 NO MORE 100」と称し、安定した100切りを目指すアマチュアゴルファーへ、植村啓太プロが効果的なプレースタイルを提案していきます。今回のテーマは『グリーンオンまでのプレースタイル』!

100打ちDATA『パー5で大叩き』&『ボギーオンできない』

距離が長くても5打で上がればパーのパー5。100切りゴルファーにとっては、パーやバーディが獲れる可能性が高まるチャンスホールになりやすいので、オーバー数はパー4よりも減ります。一方、100打ちゴルファーにとっては、パーで上がれる数に関係なく、距離が長くなれば長くなるほど鬼門のホールになっています。

 

また、ボギーオンが出来ていないことも100打ちゴルファーの改善点です。100切りだったらパーオンしなくてもOK。むしろ無理せずボギーオンすれば、2パットでもボギーが獲れます。にもかかわらず、100打ちのボギーオン以下の達成率は50%にも届いていません。パー3なら2打、パー4なら3打、パー5なら4打でもグリーンに乗らないのは、腕前のほかに問題がありそうです。

状況ごとに乗せる打数と飛ばす距離を考える

距離が長くなると、飛距離が必要になるけど思いどおりに出せない、長い番手で打ってミスの度合が大きくなってしまう、などで大叩きしてしまいます。では、たとえば500ヤードのパー5なら、ショートアイアンを4回打ってボギーオンにすればいい。この方法はオススメできません。消極的すぎるマネジメントは、パーを獲る可能性を下げてしまうからです。

『とにかく飛ばす』はNG! MAXの飛距離を打つのはいい状況のときだけ

 

だからといって、とにかく飛ばすのはもっとダメ。長いホールで叩かない、確実にボギーオンするには、1打ごとに飛ばす距離と乗せる打数の判断と計算が大事になります。ティショットもドライバーが曲がると、罰打を受けたり難しいライに飛んでしまう。2打目以降もここから無理をすると大ミスするかも、といった状況になったときにはじめて刻みを選択。刻みも何ヤード打って、そのあとに何打でグリーンに乗せるのか、その都度、考えて打てば大叩きは必ず防げます。

つねに自問自答しましょう!

危険エリアに行かない番手は?

いつも先の状況を確認。OBや池、100打ちならバンカーも大叩きしやすい危険エリア。それらを避けるために、そこまで曲がらない、届かない番手を選択。思いきり刻んでもOKなのです!

ドライバーだと右のバンカーか崖下かも?

 

番手なりに飛ばせる確率は?

その状況から、あなたが真っすぐ番手なりの飛距離を出せる確率はどのくらいですか? 確率の低いところからの無謀な攻めは、即大叩き! 10球打って成功するのが3球以下なら、3打で乗せるプランを立てましょう。

過剰なミス前提の番手選びはNG!

「どうせ当たらないから」と、ミスヒット前提で大きなクラブを持つことがありますが、たとえば100ヤードで7Iを持つなんて絶対にNG! きちんと当たってグリーン奥に飛んでしまうと寄せにくいし、大トラブルにもなりがち。とくにミートしやすい短い番手で打てる距離は、せいぜいひと番手アップが限度です。

ココも3打プラン!

フェアウェイバンカーやきつい傾斜も3打プラン。こんなツマ先下がりでは植村コーチでさえ…

 

フェアウェイバンカーやきつい傾斜からのショットは、無理に飛ばさず次打がいいライから打てる場所にレイアップ。試しにきついツマ先下がりから、距離的には届く5Iで打ってもらったら、植村コーチでさえハーフシャンク! 大きく右に飛んでしまい次打もトラブルに。

難ライはつねにコンパクト!

ラフや傾斜、ベアグラウンドなどの難ライは、ミートすることがもっとも重要です。「クリーンヒットしなくても飛んでくれ」と、バランスが崩れるほど大振りしてはいけません。ミート率が上がるコンパクトなスイングに徹してください。

解説・レッスン
植村啓太(うえむら・けいた)/1978年生まれ。国内外で多くのアマチュアを指導中。100切りや平均スコアを90台にした生徒は数千人。「100を打ってしまうレベルは、ちょっとしたヒントで即うまくなります!」と、今回の企画も自信をもって指導してくれる。K'sアイランドゴルフアカデミー代表。

※この記事は、ワッグル 2015年12月号に掲載されたものを一部編集し転載したものです。

ゴルフネットワーク100切り選手権

2016年は全国4会場で開催、合計640名を募集します。出場資格は、100ストロークの壁を越えたいと思っているアマチュアゴルファーであること。特設サイトでは、佐久間馨の『100切り 4つの心得』や開催コース支配人の100切り攻略ポイントを公開中です。

【関連】ゴルフネットワーク100切り選手権特設サイト
【参加申込はこちら】大会概要・募集要項

関東大会  2016年7月22日(金)  太平洋クラブ 御殿場WEST(静岡県)
関西大会  2016年7月29日(金)  北六甲カントリー倶楽部 東コース(兵庫県)
関東大会  2016年8月11日(祝・木)静ヒルズカントリークラブ(茨城県)
九州大会  2016年9月 7日(水) ザ・クイーンズヒルカントリークラブ

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