大城、川岸が首位で週末へ 3連覇狙ったテレサ・ルーは予選落ち
2017年3月3日(金)午後5:01
国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」は3日、沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を終了。大城さつき、川岸史果が通算5アンダートップタイで並び、決勝ラウンドを迎えることとなった。
前日首位の大城は5バーディ、3ボギーの2アンダー70で回り、リーダーボードの最上段をキープ。一方の川岸は、前半で4つのバーディをマークして4アンダーでハーフターンすると、後半も10番から連続バーディを記録するなどスコアを伸ばし、8バーディ、1ボギーの7アンダー「65」をマーク。レギュラーツアー4試合目の22歳が初優勝に向けて最高の位置につけている。
その他上位は、トップと1打差の3位タイに昨季賞金女王のイ・ボミ(韓)と2014年女王アン・ソンジュ(韓)がつけた。2014年以来となる優勝を狙う上田桃子は1イーグル、6バーディ、2ボギーの6アンダー「66」でラウンドし、通算3アンダー単独5位に浮上している。2位タイから出た柏原明日架は1アンダー71と伸び悩み、通算2アンダー単独6位に後退となった。
米ツアールーキーの畑岡奈紗は3アンダー69とスコアを伸ばし、通算1オーバーで藤田光里、アマチュアの新垣比菜、キム・ハヌル(韓)らと並んで12位タイに浮上。宮里美香は通算2オーバー22位タイとなっている。有村智恵、鈴木愛、菊地絵梨香は通算3オーバー25位タイからの巻き返しを狙う。
2004年大会チャンピオンの宮里藍は、1バーディ、3ボギーの2オーバー74とスコアを落とし、通算4オーバー34位タイに後退。史上4人目となる同一大会3連覇を狙ったテレサ・ルー(台)は2アンダー70で回ったものの、初日の出遅れが響き通算7オーバー61位タイで予選落ちとなっている。