【レッスン】「右手の使い方のドリル」をやってみよう! 究極のボディーターンで安定感のあるスイングに
2016年7月5日(火)午後4:01
好評放送中のシーズン9「あすゴル!」。前回は「右手の使い方」についてレッスンを行いましたが、今回は右腕の動きを習得するためのドリルを紹介します。
左手で右腕を抑えて打つ、振り幅は腰から腰まで
ドリルでは説明用の短いクラブとハイティーを使用し、実際に打っていきます。
前回のレッスン「右手の使い方」の手順をおさらいすると、「右ヒジを腰骨に向けて右脇を締める」、「右手の平をターゲットに向けてグリップする」。この2つの手順を行ったら、次に左手で右腕を抑えます。そして、抑えたまま実際にボールを打ちます。スイングの振り幅は腰から腰、もしくは腰からインパクトまで。イメージとしてはヒジが伸びる前にインパクトすること。短いクラブを使用すると、手の平とフェース面が目標方向に向いているか確認しやすく、グリップからクラブヘッドまでの連動性をイメージしやすくなります。
左脇が締まると、スイングの再現性が高くなる
佐藤さんが実際に打ってみると、「クラブが短いので、感覚がすごく伝わりやすい」と言い、その感覚で通常のクラブに置き換えて打ってみました。内藤さんは「ハイティーと同じ様に小さい振り幅で、当てることだけを意識して下さい。後は脇を開けないことを注意しましょう」とアドバイス。通常のクラブで打った佐藤さんは「小さい振り幅で打ったけど、フルショットより飛んでいるかもしれない」とナイスショット。
実際のクラブは、ドリルで使用するクラブより、グリップとヘッドまでの距離は長くなりますが、手元の位置関係は変わらないため、同じような感覚で打てます。このドリルはスイングの再現性が増し、体が開かずに、体の正面でインパクトできるのでパワーロスしません。コンパクトで窮屈ではありますが、体幹のパワーが効率的に発揮される究極のボディーターン。今から明日からお試しください。
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【見逃し配信】あすゴル!#223
今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン9を好評放送中。ゲストはモデルで女優の佐藤詩子(さとう・うたこ)さん。ベストスコアは「82」ですが、長いブランクを経て最近ゴルフを再開したばかり。内藤コーチのレッスンを受けて上達を目指します。