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タイガー『63』で首位浮上! E.エルス追撃
2007年8月11日(土)午前0:00
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世界最強の男が格の違いを見せつけた。
米男子ツアーの今季メジャー最終戦、第89回 全米プロゴルフ選手権はオクラホマ州タルサのサザンヒルズCCを舞台に現地時間の10日、第2ラウンドの競技を行い、大会連覇を狙うタイガー・ウッズ(米)がメジャーレコードタイの7アンダー63と爆発。通算6アンダーとし、第1ラウンドの23位タイから単独トップに躍り出た。
「最後のパットがカップに蹴られたときは、ちょっとイラッときたけれど、優勝争いできる位置まで上ってこられたのは良かった」と最終18番、4.5メートルのパットがカップを4分の3周しながら外れたことを悔しがったタイガー。しかし代わりに12番では10メートル以上あるパーパットを残すピンチに見舞われながら、スライスラインを読み切って捩じ込み、「あれで流れを途切れさせることなく13番からの3連続バーディにつなげられた」とこの日のキーポイントとなったホールを振り返った。
これで2位のスコット・バープランク(米)とは2打差。メジャーでは36ホール終了時点で首位に立ったときのタイガーの勝率は過去100パーセントと、他の追随を許さない強さを発揮している。「納得のいくショット、納得のいくパットを打っていれば、結果はついてくる」と言うタイガーに、いよいよ今季メジャー初勝利の瞬間が近づいてきた。
その他上位は通算3アンダー3位タイに、ジェフ・オギルビー(豪)、スティーブン・エイメス(カナダ)が続き、第1ラウンド2位と好調な滑り出しを見せたジョン・デイリー(米)は通算イーブンパーで9位タイに後退。5アンダー単独トップから出たグレーム・ストーム(英)も6つスコアを落とし、通算1オーバーの15位タイで第2ラウンドを終えた。また第1ラウンド53位タイと出遅れたフィル・ミケルソン(米)は1アンダー69で回り、通算2オーバーで、パドレイ・ハリントン(アイルランド)らと並び19位タイに浮上。
そんな中、久々のメジャー勝利を目指すアーニー・エルス(南ア)もじわりと順位を上げている。第1ラウンドは36位タイとやや出遅れたが、第2ラウンドでは2アンダー68にスコアをまとめ、通算イーブンパーで9位タイへ。「タイガーと6打差? 確かにそうだけれど、優勝を狙える位置にいると思う。まだ勝負が決着したわけじゃない。パットがもう少し入ってくれさえすれば勝機はある」とVに意欲を燃やしている。
米男子ツアーの今季メジャー最終戦、第89回 全米プロゴルフ選手権はオクラホマ州タルサのサザンヒルズCCを舞台に現地時間の10日、第2ラウンドの競技を行い、大会連覇を狙うタイガー・ウッズ(米)がメジャーレコードタイの7アンダー63と爆発。通算6アンダーとし、第1ラウンドの23位タイから単独トップに躍り出た。
「最後のパットがカップに蹴られたときは、ちょっとイラッときたけれど、優勝争いできる位置まで上ってこられたのは良かった」と最終18番、4.5メートルのパットがカップを4分の3周しながら外れたことを悔しがったタイガー。しかし代わりに12番では10メートル以上あるパーパットを残すピンチに見舞われながら、スライスラインを読み切って捩じ込み、「あれで流れを途切れさせることなく13番からの3連続バーディにつなげられた」とこの日のキーポイントとなったホールを振り返った。
これで2位のスコット・バープランク(米)とは2打差。メジャーでは36ホール終了時点で首位に立ったときのタイガーの勝率は過去100パーセントと、他の追随を許さない強さを発揮している。「納得のいくショット、納得のいくパットを打っていれば、結果はついてくる」と言うタイガーに、いよいよ今季メジャー初勝利の瞬間が近づいてきた。
その他上位は通算3アンダー3位タイに、ジェフ・オギルビー(豪)、スティーブン・エイメス(カナダ)が続き、第1ラウンド2位と好調な滑り出しを見せたジョン・デイリー(米)は通算イーブンパーで9位タイに後退。5アンダー単独トップから出たグレーム・ストーム(英)も6つスコアを落とし、通算1オーバーの15位タイで第2ラウンドを終えた。また第1ラウンド53位タイと出遅れたフィル・ミケルソン(米)は1アンダー69で回り、通算2オーバーで、パドレイ・ハリントン(アイルランド)らと並び19位タイに浮上。
そんな中、久々のメジャー勝利を目指すアーニー・エルス(南ア)もじわりと順位を上げている。第1ラウンドは36位タイとやや出遅れたが、第2ラウンドでは2アンダー68にスコアをまとめ、通算イーブンパーで9位タイへ。「タイガーと6打差? 確かにそうだけれど、優勝を狙える位置にいると思う。まだ勝負が決着したわけじゃない。パットがもう少し入ってくれさえすれば勝機はある」とVに意欲を燃やしている。