【レッスン】薄い芝、深いラフでも即対応! 30ヤードのアプローチでザックリを減らす方法とは!?
2016年9月13日(火)午後7:17
アプローチには色々なシチュエーションがありますが、多くの人が苦手とするのが25?30ヤードのアプローチではないでしょうか。ある程度キャリーを出さなければいけない、転がしの利かない状況の場合、力んでザックリしたり、トップして大オーバーなんて経験は誰しもあると思います。このような状況の場合どのように打つとミスを減らすことが出来るのでしょうか。今回もあすゴルでお馴染みの内藤コーチがわかりやすく解説しています。
「払い打ち」と「打ち込む」の2つのアプローチ技でザックリを減らす!
グリーン周りのアプローチは大きく分けると2つあります。1つ目はライが良い状況でソールを使って、さらっと滑らして払い打つ方法。2つ目は芝が薄かったり、ボールが沈んでいたりライが悪い状況で、ハンドファーストに構えて打ち込んでいく打ち方。この2つの打ち方をマスターすると色々なシチュエーションで対応できるようになります。
先ずはライが良い場合の打ち方からレッスン。ソールを使って滑らすように打つ場合は、ボールの位置を体のど真ん中にセットします。打つときの注意ポイントは手首をあまり使わないこと。ふわっと上げようとするとグリップが緩みがちですが、そうするとタメが出来てしまい、グリップエンドが先行してしまいます。ヒジは畳みますが、手首は固定させて、ダウンスイングでタメを使い過ぎないようにしてください。
次にライが悪い場合の打ち方ですが、普段と同じように打つと手前が引っ掛かってしまって、大きなミスになるので、グリップエンドを左に向けてハンドファーストに構えるのが基本です。そのためにはボールの位置を通常より、ボール2つ分は右にセットしてください。インパクトは点で打っていきたいので、スタンス幅は狭めます。あとはハンドファーストの形を作って、その形を崩さずに打つだけです。ボールは低め目にでるのでキャリーは少し手前に落としましょう。
「1、2、3」のリズムでふんわりしたアプローチを打とう!
もう一つのポイントはリズムよく打つこと。「1、2、3」と自分のリズムでテンポよく打ちます。ボールの位置とリズムを意識しながら打った佐藤さんは、きれいにフェースの上にボールが乗ってふんわりしたボールを打っていました。ライの基本的な対処はシンプルにボールの位置を変えるだけ。あとはリズムを守って、今から明日からお試しください。
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【見逃し配信】あすゴル!#233
今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン9を好評放送中。ゲストはモデルで女優の佐藤詩子(さとう・うたこ)さん。ベストスコアは「82」ですが、長いブランクを経て最近ゴルフを再開したばかり。内藤コーチのレッスンを受けて上達を目指します。