【レッスン】軽く振った方が飛ぶ!? ゆるゆるグリップで飛距離を伸ばす
2016年8月16日(火)午後4:34
「プロゴルファーはなぜ軽く振ってるのに飛ぶんだろう」とアマチュアなら誰もが羨ましく思いますよね。その理想的なスイングを手にするためには「グリッププレシャーが深く関係する」と内藤コーチ。どのような握り方が効果的なのでしょうか?
ゆるゆるに握ってヘッドスピードを上げる
「グリップはどのくらいの力加減で握っていますか」という内藤コーチの質問に対して「肩の力を抜いて握るようにはしているけど、気付くと強く握っています」という佐藤さん。グリップは唯一クラブと繋がっているところなので、スイングプレーンやリリースポイントに深く関わってくる重要な役割です。
グリップは柔らかく握れば握るほどヘッドスピードは速くなります。ダウンスイングで手首の柔らかさがあるとヘッドが走るので、体の回転スピードに対してヘッドスピードが上がるそうです。
グリップの脱力はフィニッシュまでキープ
先ず、グリップを通常通り握り、クラブヘッドを空の方向に向けましょう。クラブの重さだけで、右側に落としてみてください。ヘッドが落ちた勢いで円を描くようにグルンと回します。そのグルンと回したの柔らかさが理想的なのです。これを繰り返し行ったら、アドレスして実際の素振りでもグリッププレッシャーを柔らかく握りましょう。ポイントはフィニッシュまで柔らかく握ること。振り終わった後に自分で握ってないなという実感が持てれば成功です。
「全然力を入れなくていいんですね」という佐藤さん。1球目はあたりが悪かったのですが、「普段より半分くらいの飛距離でいいという意識で振ってみてください」とういう内藤コーチのアドバイスで、1球目のボールより飛ばしていました。ヘッドが走れば間違いなくヘッドスピードが上がります。グリッププレッシャーの柔らか効果を今から明日からお試しください。
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【見逃し配信】あすゴル!#229
今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン9を好評放送中。ゲストはモデルで女優の佐藤詩子(さとう・うたこ)さん。ベストスコアは「82」ですが、長いブランクを経て最近ゴルフを再開したばかり。内藤コーチのレッスンを受けて上達を目指します。