【レッスン】苦手なフェアウェイウッドを克服! 3つの手順をマスターすれば上達間違いなし
2016年10月3日(月)午前10:30
ティーショットでナイスショットし、そこからフェアウェイウッドでパーオンさせる場面は結構多いですよね。しかしそんな時に限って、ボールの上を叩いてトップしたり、ダフってしまったり、引っ掛けや大きく右にすっぽ抜けてOB!なんて経験はアマチュアゴルファーには多いのではないでしょうか。佐藤さんも「フェアウェイウッドが不得意でスライスやダフリが多い」とお悩みの様子。今回も内藤コーチがわかりやすい解説でレッスンしました。
フェアウェイウッドでカット軌道は禁物!切り返しでインサイドに下ろす
レッスン冒頭、「佐藤さんの場合、切り返しで右肩がかぶっているので、クラブが鋭角に入り過ぎてダフってしまう」と指摘する内藤コーチ。元々グリッププレッシャーが強いので、切り返しで体がかぶり、クラブが刺さるようにダフったり、アウトサイドイン軌道の上、インパクトではフェースが開いているので大きくスライスしてしまいます。クラブをインサイドに下ろす練習を行うとミスの確率がグンと下がります。逆にクラブがインサイドから入ってダフるようになったら合格です。
「ボールの位置」、「トップの位置」、「軽く振る」でインサイド軌道に修正できる
先ずは、ボールの位置を見直しましょう。ドライバーの位置(左かかと内側)よりはボール1個?2個分ほど右に置きます。アイアンショットに限りなく近い位置です。そうすることでクラブがインサイドからきてもダウンブローに打つことが出来ます。そしてトップの際に右ワキをしっかり閉め、フラットでコンパクトな形を作りましょう。右ワキはインパクトまでくっついたまま打つイメージです。また、フェアウェイウッドは飛距離がでるクラブなのでその分“飛ばさないといけない"と力むアマチュアが多くいます。ショートアイアンを打つように軽く振りましょう。
3つ手順を意識しながら打った佐藤さん。1球目でナイスショットに成功し、「今までより半分くらいの力加減で振っていますが、距離は伸びています」と驚いていました。手順を守りクラブをインサイドから下ろす。力まずに、クラブにうまく仕事させるように振ると苦手なフェアウェイウッドを克服できるかもしれません。今から明日からお試しください。
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【見逃し配信】あすゴル!#232
今から!明日から!みんなのための「あすゴル!」
毎週日曜日放送、ツアープロコーチの内藤雄士氏が明日のゴルフに即役立つレッスンを分かりやすく紹介していく15分のレッスン番組。今年で5年目を迎えた「あすゴル」はシーズン9を好評放送中。ゲストはモデルで女優の佐藤詩子(さとう・うたこ)さん。ベストスコアは「82」ですが、長いブランクを経て最近ゴルフを再開したばかり。内藤コーチのレッスンを受けて上達を目指します。