【レッスン】「アイアンは上から打ち込む」は意識しちゃダメ! シンプルなスイングでミスを軽減
2016年1月28日(木)午後1:15
“テクニックを学ぶだけがレッスンではない"。選ばれたプレミアムな男たちによる、上達への厳選メソッドを紹介するゴルフネットワークの人気番組「プレ男(メン)レッスン」。
2016年7月放送のシリーズでは、「シングルまでセンスは必要ない」と言い切るプロゴルフコーチの中井学氏が登場しました。独自のゴルフ理論を持つ同氏とともに、「振り遅れ」「ハンドファースト」などの“レッスンことば"がアマチュアゴルファーに与える誤解を全4回にわたって解き明かしていきます!
ゴルフレッスンにおいて言葉によって生じる誤解を解く中井流メソッド第2弾。今回のテーマはアイアンは“打ち込む"の勘違いです。アイアンは打ち込んだ方がいいと思っている方は多いのではないのでしょうか。
アイアンは“打ち込む"の勘違い! 「手を使おうとする意識が強くなる」
レッスン参加のアマチュアの方も「トップしないように力を入れて、上から打ち込むようにしています」と認識していました。しかし、その認識こそがミスをさらに招いてしまう原因だと中井コーチは言います。では一体、アイアンはどのように打つのがいいのでしょうか。アイアンは“打ち込む"の誤解を中井コーチが解きます。
なぜアマチュアはアイアンを打ち込む意識が強いのか、その原因は“トップをしたくない"という恐怖心から生まれるそうです。「もっと上から打ち込んでいけば、トップしないと思いがちですが、打ち込もうとすればするほど、手を使おうとする意識が強くなり、ボールの頭を叩いてしまって、ミスショットを生んでしまう」と中井コーチは言います。
ではアイアンはどのように打つのが理想的なのでしょうか。「何もしないことがベスト」と解答する中井コーチに参加者の方は驚きの様子。「グリーンを狙う際に手を飛球線方向に向ける意識をする方が多くいます。しかし、手を飛球線方向に向ければ向けるほど、クラブは解けずフェース面が開く」のだとか。
開いたフェースを戻そうという意識から、打ち込んでしまいクラブがボールに刺さってしまいます。手元は何もせず、腰の回転だけで打てば、芯でボールを捉えることが出来ます。ポイントはアドレスで右ヒジを曲げること。アドレスで右ヒジを少し曲げ、スイング中はずっと右ヒジがたわんでいる状態で打ちましょう。すると体の回転だけで打てるのでシンプルな動きになるのです。
プレ男レッスン 新シリーズは森守洋氏が登場!
2016年9月放送回では、国内女子ツアーで活躍する原江理菜プロのコーチとしても有名な森守洋氏が登場します。