豪州ツアーの主管競技、ISPS HANDA ニュージーランドオープンは現地時間9日、同地のミルブルックGLと、ザ・ヒルズGCを舞台に開幕。2014年から日本ゴルフツアー機構（JGTO）とパートナーシップ契約を結んでいる同大会に、同ツアーから24人の選手が出場する。

　今大会にJGTOからは宮里優作、薗田峻輔、宋永漢（中）、ブラッド・ケネディ（豪）らをはじめ、5度目の出場となる武藤俊憲のフィールド入り。来月に控えた国内開幕戦に向けて、勢いをつけることができるか注目だ。また、4日間を通してプロアマ形式で行われることとなっており、アマチュア枠では元プロ野球選手の桑田真澄が出場する。

　昨季大会では、谷原秀人が優勝争い。単独首位から出た最終日は13番までに2ストロークのリードを奪ったが、1打差で迎えた最終18番で痛恨のボギー。一方、同じJGTOメンバーのマシュー・グリフィン（豪）が逆転のバーディを奪い、惜しくも優勝を逃した。

　グリフィンは連覇を目指して出場。その他にも、欧州ツアーを主戦場となるライアン・フォックス（ニュージーランド）、Y.E.ヤン（韓）、米ツアーでも優勝経験のあるヒース・スローカム（米）らがしのぎを削る