国内男子

ツアーきっての長距離砲がメジャーの切符をつかむ～全英への道～ミズノオープンで初優勝　チャン・キムの4日間

2017年5月30日（火）午後0:30

　国内男子ツアーの～全英への道～　ミズノオープン（5月25日～28日／岡山県JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部）で、チャン・キム（米）が通算15アンダーで今季初優勝を飾った。

　成績上位4選手には、海外メジャー第3戦の全英オープン出場権が与えられる今大会。キムは初日に「68」をマークして2打差6位タイにつけると、第2ラウンドは「70」で回り2位タイに浮上する。

　そして迎えたムービングサタデー。身長188㎝、105㎏の飛ばし屋は、自ら「アドバンテージ」と語る飛距離を武器に「67」でラウンド。上位選手が軒並みスコアメイクに苦戦するなかでの好スコアで3打差の単独首位に躍り出た。

　そして、最終日はツアー初優勝へのプレッシャーも感じさせないプレーぶりで「68」とスコアを伸ばして、終わってみれば5打差の圧勝。22日に開催された予選会では、プレーオフも含めた37ホールの末に全米オープンへの出場権も獲得しており、1週間で2つの「切符」をつかみ取った。

　2016年には平均ドライビングディスタンスで歴代最高の311.29ヤードを記録し、今季もここまでは319.88ヤードと飛ばしの力は世界レベル。ツアー屈指のビッグヒッターが2つのメジャーで、いかにその力を見せるのか注目だ。

　C・キムが使用している（NEW プロV1x）タイトリスト・ゴルフボールは、今週も世界ツアー使用数において使用率No.1を獲得。また、米国男子ツアー「ディーン&デルーカ招待」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのケビン・キスナー（NEW プロV1使用）が、逆転で今季初優勝を果たしたほか、国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」でカン・スーヨン（NEW プロV1x使用）がツアー３勝目、米国女子ツアー「LPGAボルヴィック選手権」でフォン・シャンシャン（NEW プロV1x使用）が今季初勝利を果たすなど、タイトリスト・ボールプレイヤーが世界中のツアーを席巻している。