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丸山茂樹「ジュニアファンデーションのきっかけは1998年のプレジデンツカップ」
2017年8月22日(火)午前9:40
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8月21日(月)、千葉県の平川カントリークラブで「第14回 丸山茂樹ジュニアファンデーションゴルフ大会」が開催された。
ジュニアに多くの試合経験を積んでもらいたいという思いから丸山が代表理事を務める「一般財団法人 丸山茂樹ジュニアファンデーション」が主催、多くの協賛者の協力も得ながら参加費(参加費・プレー費・昼食費を含む)は無料で開催。参加条件も「ゴルフルールとマナーを知っているラウンド・試合経験のあるジュニアゴルファー」とジュニア育成のために門戸を広げている。
当日は小学5年生から高校3年生までの男女122名が各カテゴリーに分かれて18ホールのストロークプレーを行った。各部門の上位者にはメダルが授与されると共に、中学生・高校生男子の部の総合1位の選手には「フジサンケイクラシック」主催者推薦選考会の出場権、中学生・高校生女子の部の総合1位の選手には「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」主催者推薦選考会の出場権が与えられる。
男子総合の部で1位となったのは先日の日本ジュニアゴルフ選手権(男子12歳~14歳の部)で3位タイに入った葛飾区立東金町中学校 2年の小林大河選手。「66」をマークして見事、高校生を抑えての受賞となった。ホールアウト後にはパッティンググリーンで一所懸命に練習するジュニアゴルファーの姿が見られた。
丸山がパッティンググリーンに訪れると、小林選手が緊張した面持ちで自ら丸山へ声をかけて指導を直訴。パッティングのストローク(リズム)を指摘された小林選手は目を輝かせながら聞き入った。丸山からの直接指導は忘れられない一日となるだろう。
子供たちにゴルフの楽しさを伝えるゴルフ教室やレッスン会やゴルフ大会など2000年よりジュニアファンデーションの活動を行っている丸山だが、そのきっかけは1998年のプレジデンツカップだったという。
21(月)に平川カントリークラブで行われた「丸山茂樹と見るプレジデンツカップ」の番組収録で内藤雄士、杉澤伸章らと当時を振り返った。
「プレジデンツカップに出場した選手にはチャリティー用の基金が付与されて、ジュニア育成や社会貢献に使用することになっていた。初めて出場した1998年大会の時にアーニー・エルスやニック・プライスから社会貢献のために自分の財団を持っている話を聞いて驚いた。ジュニア育成は現役を引退してからやるものだと思っていたけど、世界のトッププレーヤーは一番活躍している時に既に活動を始めていた。自分は無知だと感じたし、何かしなくてはいけないと思って、2000年にジュニアファンデーションを設立した。あれから17年続いているんだな」と感慨深く語った。
今年のプレジデンツカップの世界選抜入りが予定されているルイ・ウーストヘイゼンやシャール・シュワルツェル、ブランデン・グレースらはアーニー・エルスが立ち上げた「アーニー・エルス&ファンコート財団」から育った選手たちだ。エルスの活動が実を結び、今や多くの南アフリカの選手が世界の舞台で活躍している。
2年に1度、欧州選抜と米国選抜の対抗戦「ライダーカップ」が開催されない年に、欧州を除く世界各国の有力選手が米国選抜と戦う団体戦として1994年に産声を上げたプレジデンツカップ。勝負だけではなく、ゴルフ先進国のアメリカやヨーロッパ以外の地域におけるゴルフの発展にも繋がっている。今年から大会同週には「ジュニアプレジデンツカップ」も行われ、出場選手は本大会(プレジデンツカップ)の開会式などに参加できる。丸山の長男・奨王(しょおん)選手も選抜されている。
世界選抜に選べたことは名誉であり、ジュニア育成のことを含め多くのことを学んだという丸山にとってプレジデンツカップは「人生の転機」となった。近い将来、丸山茂樹ファンデーションから世界選抜に選ばれるような松山英樹に続く選手が誕生することを期待したい。
ジュニアに多くの試合経験を積んでもらいたいという思いから丸山が代表理事を務める「一般財団法人 丸山茂樹ジュニアファンデーション」が主催、多くの協賛者の協力も得ながら参加費(参加費・プレー費・昼食費を含む)は無料で開催。参加条件も「ゴルフルールとマナーを知っているラウンド・試合経験のあるジュニアゴルファー」とジュニア育成のために門戸を広げている。
当日は小学5年生から高校3年生までの男女122名が各カテゴリーに分かれて18ホールのストロークプレーを行った。各部門の上位者にはメダルが授与されると共に、中学生・高校生男子の部の総合1位の選手には「フジサンケイクラシック」主催者推薦選考会の出場権、中学生・高校生女子の部の総合1位の選手には「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」主催者推薦選考会の出場権が与えられる。
【男子総合1位の小林大河選手(東金町中2年)】
男子総合の部で1位となったのは先日の日本ジュニアゴルフ選手権(男子12歳~14歳の部)で3位タイに入った葛飾区立東金町中学校 2年の小林大河選手。「66」をマークして見事、高校生を抑えての受賞となった。ホールアウト後にはパッティンググリーンで一所懸命に練習するジュニアゴルファーの姿が見られた。
丸山がパッティンググリーンに訪れると、小林選手が緊張した面持ちで自ら丸山へ声をかけて指導を直訴。パッティングのストローク(リズム)を指摘された小林選手は目を輝かせながら聞き入った。丸山からの直接指導は忘れられない一日となるだろう。
子供たちにゴルフの楽しさを伝えるゴルフ教室やレッスン会やゴルフ大会など2000年よりジュニアファンデーションの活動を行っている丸山だが、そのきっかけは1998年のプレジデンツカップだったという。
21(月)に平川カントリークラブで行われた「丸山茂樹と見るプレジデンツカップ」の番組収録で内藤雄士、杉澤伸章らと当時を振り返った。
【9/9(土)午後11時放送「丸山茂樹と見るプレジデンツカップ」より】
「プレジデンツカップに出場した選手にはチャリティー用の基金が付与されて、ジュニア育成や社会貢献に使用することになっていた。初めて出場した1998年大会の時にアーニー・エルスやニック・プライスから社会貢献のために自分の財団を持っている話を聞いて驚いた。ジュニア育成は現役を引退してからやるものだと思っていたけど、世界のトッププレーヤーは一番活躍している時に既に活動を始めていた。自分は無知だと感じたし、何かしなくてはいけないと思って、2000年にジュニアファンデーションを設立した。あれから17年続いているんだな」と感慨深く語った。
今年のプレジデンツカップの世界選抜入りが予定されているルイ・ウーストヘイゼンやシャール・シュワルツェル、ブランデン・グレースらはアーニー・エルスが立ち上げた「アーニー・エルス&ファンコート財団」から育った選手たちだ。エルスの活動が実を結び、今や多くの南アフリカの選手が世界の舞台で活躍している。
2年に1度、欧州選抜と米国選抜の対抗戦「ライダーカップ」が開催されない年に、欧州を除く世界各国の有力選手が米国選抜と戦う団体戦として1994年に産声を上げたプレジデンツカップ。勝負だけではなく、ゴルフ先進国のアメリカやヨーロッパ以外の地域におけるゴルフの発展にも繋がっている。今年から大会同週には「ジュニアプレジデンツカップ」も行われ、出場選手は本大会(プレジデンツカップ)の開会式などに参加できる。丸山の長男・奨王(しょおん)選手も選抜されている。
【プレジデンツカップは世界へと導いてくれた大会と話す丸山】
世界選抜に選べたことは名誉であり、ジュニア育成のことを含め多くのことを学んだという丸山にとってプレジデンツカップは「人生の転機」となった。近い将来、丸山茂樹ファンデーションから世界選抜に選ばれるような松山英樹に続く選手が誕生することを期待したい。
【ホールアウト後には母校の日体大荏原高の部員を叱咤激励】
【わずかな時間でもジュニアの指導にあたる丸山】
【気さくに話しかける丸山を前に緊張もほぐれる】
【世界で活躍する選手を育てたい、丸山茂樹ファンデーションの活動は続く】
関連番組
丸山茂樹と見るプレジデンツカップ
9/9(土) 午後11:00~深夜0:00 ※再放送あり