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名門・ミュアフィールドが女性会員の受け入れを決定
2017年3月15日(水)午後1:31
スコットランドの名門コースで、過去に16回にわたって全英オープンを開催したミュアフィールドが現地時間14日、会員投票を行い、女性会員を受け入れることを決定したことが明らかとなった。米ゴルフチャンネルなどが伝えている。
昨年5月に同様の投票を行った際には賛成票が64%にとどまったことにより、ポリシーの変更を行わなった同コースだったが、その後全英オープンを主催するR&A(ロイヤル&エイシェント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドリュース)が同大会のローテーションからミュアフィールドを外したため、再度投票が行われることとなっていた。
今回の投票では賛成票が80%を超え、1744年のクラブ設立以来初めてとなる女性会員を受け入れることに決定。また、これを受けてR&Aは同コースが全英オープンの開催ローテーションに復帰することも発表されている。
現在、日本でも東京五輪のゴルフ競技を開催する霞ヶ関CCが正会員を男性に限定していることが国際オリンピック委員会(IOC)によって問題視されているが、名門コースの決定が解決へ影響を与える可能性もある。