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海外男子

世界選抜の人選に疑問 N.プライス、谷原選出外の理由を明かす

2017年9月11日(月)午前10:44

 米国選抜と世界選抜(欧州を除く)の対抗戦 ザ・プレジデンツカップ(現地時間9月28日/ニュージャージー州、リバティーナショナルGC)の出場メンバー総勢24選手が6日に決定した。しかし、世界選抜の主将、ニック・プライス(ジンバブエ)のキャプテンピックには様々な議論が巻き起こっている。

 現在ザ・プレシデンツカップ6連勝中の米国チームの主将、スティーブ・ストリッカーはフィル・ミケルソンとチャーリー・ホフマンを選出。一方、欧州選抜の主将を3回連続で務めるプライスはエミリアーノ・グリーヨ(アルゼンチン)とアニルバン・ラヒリ(インド)を選出。グリーヨは、昨季ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝き、世界ランキングで11番目と納得の人選と考えられているが、ラヒリの選出には懐疑的な目が向けられているようだ。

 2015年の同大会にも参戦したラヒリだが、出場した3試合すべてに敗戦。さらに、今季の米男子ツアーではトップ10が2回のみで、最近6試合のうち3試合で予選落ちを喫している。プライスは選出理由を「フルで米男子ツアーに参戦しているため」としたが、現在不調の同選手を指名したことは依然として疑問視されている。

 世界ランキングで12番目につけ、世界選抜の最高位である松山英樹と良い関係性を築く谷原秀人もキャプテンピックの候補として挙がっていた。同選手は今年3月のWGC-デルマッチプレーでジョーダン・スピース(米)をはじめ、ロス・フィッシャー(英)、ポール・ケーシー(英)を破り、準決勝に進出する大健闘を見せている。

 しかし、プライスは谷原について「マッチプレーでは良いゴルフをしていた。しかし、それ以外では今年はあまり良い成績を残せていない。ヒデキは才能豊かな選手で、誰とでもプレーできる。それに、同じ国という理由で選手を選ぶのは間違っていると感じた。だからチームにメリットがある選手を選びたかった」と谷原を選出しなかった理由を明かしている。

 今季インパクトのある成績を残せていないラヒリだが、1998年大会以来の勝利を目指すプライスは同選手に数字以上の何かを求めているのかもしれない。

(写真提供:Getty Images)

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