国内男子ツアーのメジャー第3戦目 日本オープンゴルフ選手権競技が12日、岐阜県の岐阜関カントリー倶楽部 東コースを舞台に開幕する。

　昨季大会は埼玉県の狭山GCで行われ、松山英樹が後続に3打差をつけ優勝を果たした。今年は同週に開催される米男子ツアーのCIMBクラシック（マレーシア、TPCクアラルンプール）に出場するため、ディフェンディング・チャンピオン不在で行われる。

　米男子ツアーの出場権を喪失した石川遼が2年連続の出場。昨季大会の予選ラウンドでは松山、アダム・スコット（豪）と同組でプレーし、最終順位は7位タイとなった。また、2008年に単独2位、2009年に2位タイに入っている。

　前週のHONMA TOURWORLD CUPで4日間ノーボギーで完全優勝という快挙を成し遂げた宮里優作は、マネーランク1位に返り咲き。優勝賞金4000万円を手にすることが出来れば、自身初の賞金王に向け勢いがつきそうだ。

　2014年大会から優勝、単独2位、2位タイと好成績を残している今季2勝の池田勇太、2015年大会覇者であり、2週前のトップ杯東海クラシックを制した小平智、賞金ランク3位の飛ばし屋チャン・キム（米）のプレーにも注目が集まる。

　その他、今季1勝の片岡大育、2009年大会覇者の小田龍一、時松隆光、藤本佳則、藤田寛之、宮本勝昌、谷口徹、昨季大会ローアマチュアの比嘉一貴（東北福祉大4年）らが出場する。

（写真提供：日本ゴルフ協会）