国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップが26日、兵庫県のABCゴルフ倶楽部を舞台に開幕する。

　昨季大会は片山晋呉が優勝。2打差単独2位から最終日をスタートした同選手は、4アンダー68で回り、逆転で節目のツアー通算30勝目を手にした。単独2位に小林伸太郎、単独3位に小田孔明が入った。

　賞金ランク1位～3位の小平智、宮里優作、池田勇太が出場。同4位のチャン・キム（米）、同5位の今平周吾、同8位の片岡大育は、同週開催のWGCシリーズのWGC-HSBCチャンピオンズ（中国、シャーシャン・インターナショナルGC）に出場するため今大会は欠場。

　前週のブリヂストンオープンは台風の影響で2日間競技となったが、ツアー通算2勝目を挙げた時松隆光、同大会初日に首位タイ発進を決めたツアールーキーの星野陸也らにも注目だ。

　また、2008年大会覇者の石川遼は5年ぶりのエントリー。弟でアマチュアの石川航（浦和高3年）は、国内男子下部ツアーの石川遼 everyone PROJECT Challengeでローアマを獲得した資格で出場する。