海外男子
ハンチング帽が似合うゴルフ科学者 2017年のB.デシャンボー
2017年12月15日(金)午後0:44
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アイアンの長さが全て同じというゴルフ科学者ことブライソン・シャンボー(米)は、2015年に全米アマチュアゴルフ選手権とNCAA(全米大学体育協会)選手権を制覇。タイガー・ウッズ(米)、ジャック・ニクラウス(米)らに次ぐ史上5人目の偉業を達成した同選手は、ウェブドットコム・ツアー(下部ツアー)を勝ち抜き、2016-17シーズンのレギュラーツアー出場権を獲得した。
しかし、史上5度目の偉業を達成したデシャンボーに待っていたのは苦難の道。2016-17シーズンの初戦となるセーフウェイオープンで予選落ちを喫すると、その後7試合で4度の決勝ラウンド進出を逃した。
さらに、2月のジェネシス・オープンでは手首を負傷して棄権。しかし、3月のバルスパー選手権で27位タイ、世界ゴルフ選手権の裏大会に当たるプエルトリコオープンでは一時首位に立つなど安定したゴルフを見せ、2位タイフィニッシュを果たした。
翌週の大会でも予選を通過し、44位タイに入った同選手がそのまま勢いに乗るかと思われたが、4月のRBCヘリテイジから6月の全米オープンまで8試合連続で予選落ち。
デビューからなかなか波に乗れなかったデシャンボーだが、ついにジョンディアクラシックで栄光を掴む。4打差で最終日をスタートした同選手は、バックナインだけで6つスコアを伸ばす猛チャージ。首位に立つパトリック・ロジャース(米)を逆転して、念願のツアー1勝目を手にした。
全英オープンゴルフ選手権、全米プロゴルフ選手権のメジャー大会では十分な成績を残すことは出来なかったが、フェデックスカップポイントランクでも49位につける納得のルーキーイヤーを送ったのではないだろうか。
2017-2018年シーズンに入ってからも、3試合すべてで予選を突破するなど、良い状態を維持できているようだ。来年は9月にライダーカップを控え、さらにはツアー2勝目、メジャー大会での躍進を目指すデシャンボー。2018年の同選手の活躍に期待したい。
(写真提供:Getty Images)
しかし、史上5度目の偉業を達成したデシャンボーに待っていたのは苦難の道。2016-17シーズンの初戦となるセーフウェイオープンで予選落ちを喫すると、その後7試合で4度の決勝ラウンド進出を逃した。
さらに、2月のジェネシス・オープンでは手首を負傷して棄権。しかし、3月のバルスパー選手権で27位タイ、世界ゴルフ選手権の裏大会に当たるプエルトリコオープンでは一時首位に立つなど安定したゴルフを見せ、2位タイフィニッシュを果たした。
翌週の大会でも予選を通過し、44位タイに入った同選手がそのまま勢いに乗るかと思われたが、4月のRBCヘリテイジから6月の全米オープンまで8試合連続で予選落ち。
デビューからなかなか波に乗れなかったデシャンボーだが、ついにジョンディアクラシックで栄光を掴む。4打差で最終日をスタートした同選手は、バックナインだけで6つスコアを伸ばす猛チャージ。首位に立つパトリック・ロジャース(米)を逆転して、念願のツアー1勝目を手にした。
全英オープンゴルフ選手権、全米プロゴルフ選手権のメジャー大会では十分な成績を残すことは出来なかったが、フェデックスカップポイントランクでも49位につける納得のルーキーイヤーを送ったのではないだろうか。
2017-2018年シーズンに入ってからも、3試合すべてで予選を突破するなど、良い状態を維持できているようだ。来年は9月にライダーカップを控え、さらにはツアー2勝目、メジャー大会での躍進を目指すデシャンボー。2018年の同選手の活躍に期待したい。
(写真提供:Getty Images)
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