ソニー・オープン・イン・ハワイ（現地時間11日～14日/ワイアラエCC）に懐かしい顔が帰ってくる。昨年6月までフィル・ミケルソン（米）のキャディを務めていたジム・マッケイ氏だ。

　25年間続いていたミケルソンとのコンビを解消した後、米ゴルフチャンネルの記者としてコースに出ているマッケイ氏。セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ出場中のジャスティン・トーマス（米）がキャディの代役を探しており、同氏に白羽の矢が立った。

　トーマスのキャディであるジミー・ジョンソン氏は10月のCIMBクラシックで右足を負傷している。セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズでは2日目までバッグを担いだが調子が思わしくなく、3日目にはトーマスの父、マイク・トーマス氏が急遽、その代役を務めた。

　「足裏を怪我した状態で歩くには適さない場所」とパートナーをねぎらうトーマス。「彼自身は行けると思っていたようだが、2日目が終わるころには歩くスピードが落ちてきていた。だから彼に言ったんだ。ゆっくり治してマッチプレーやマスターズに万全の状態で臨んでもらいたいってね。100％を待っている」と完全復帰に期待をかける。

　開催中のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズでは3日目を終了して通算2オーバー単独30位に留まっているトーマス。マッケイ氏は「彼と一緒に仕事をするのをとても楽しみにしている」と語り、1週間後のソニー・オープン・イン・ハワイで同大会連覇を目指すトーマスへのサポート体制は万全のようだ。