米男子ツアーのファーマーズインシュランスオープンは現地時間28日、カリフォルニア州のトーレパインズGCを舞台に最終ラウンドを終了。同組で回った松山英樹とタイガー・ウッズ（米）はそれぞれ12位タイ、23位タイで終えている。

　前日44位タイに後退した松山は、10番から順調にバーディを重ね、3つスコアをのばして前半を終える。迎えた後半は3番でボギーを叩くも、上りホールでこの日4つ目のバーディを奪い、3アンダー69でホールアウト。通算5アンダー12位タイに順位を上げた。

　また、39位タイからスタートしたウッズは、14番で最初のバーディを奪うも、バーディとボギーが続く出入りの激しいゴルフに。トータル4バーディ、4ボギーの「72」でラウンドした同選手は、通算3アンダー23位タイでツアー復帰戦を終えた。

　一方、優勝争いは大混戦。ジェイソン・デイ（豪）、アレクサンダー・ノーレン（スウェーデン）、ライアン・パーマー（米）の3選手が通算10アンダーで並び、勝負は三つ巴のプレーオフへ。1ホール目でパーマーが脱落。2ホール目から5ホール目までデイとノレンは譲らず、日没の影響でプレーオフの残りは現地時間29日午前8時から再開される。

　その他、ジャスティン・ローズ（英）とマーク・リーシュマン（豪）が通算6アンダー8位タイ、パトリック・リード（米）が通算3アンダー23位タイ。連覇を目指したジョン・ラーム（スペイン）は通算2アンダー29位タイ、フィル・ミケルソン（米）はこの日もスコアを落とし、通算イーブンパー45位タイで大会を後にした。

（写真提供：Getty Images）