アリゾナ州TPCスコッツデールを舞台に行われている米男子ツアーのウェイストマネージメント フェニックスオープン。多くのゴルフファンが足を運ぶことで有名な同大会の3日目に最多観客動員数を記録した。

　リッキー・ファウラー（米）とブライソン・デシャンボー（米）が首位タイに並んで迎えた大会3日目、早朝4時から数多くのファンがTPCスコッツデールの入場ゲートに集結。ゲートが開かれると同時に、360度を観客席に囲まれた名物ホールの16番を目指して観客が走る姿は今大会の風物詩だ。

　そして、大会オフィシャルによるとこの日の入場者数は21万6818人。昨年の同大会3日目に記録した20万4904人を1万人以上上回る大会新記録を樹立した。

　ウェイストマネージメント フェニックスオープン初出場ながら3日目を終えて5位タイにつけるザンダー・ショフレ（米）は「本当に賑やかで何も聞こえやしない」と観客の声援の大きさに衝撃を受けたようだ。

　アメリカンフットボールのシーズン最終戦「スーパーボウル」が最終日と同日に開催される関係で、毎年土曜日と比較して日曜日の観客数は伸び悩むものの、今大会は2017年に記録した大会期間中の史上最多観客動員数である65万5434人を上回ることが濃厚だ。

（写真提供：Getty Images）