現地時間29日に開幕する米男子ツアーのヒューストン・オープン（テキサス州ゴルフクラブ・オブ・ヒューストン）。大会を前に予選ラウンドのペアリングが発表となった。今週のフューチャードグループ（注目組）は以下の4組。

　2011年大会覇者で今季はWGC-メキシコ選手権で約5年ぶりに優勝を飾ったフィル・ミケルソン（米）は、ディフェンディング・チャンピオンのラッセル・ヘンリー（米）、昨年10月のWGC-HSBCチャンピオンズを制したジャスティン・ローズ（英）と同組となった。ミケルソンは現在ポイントランキング3位、ローズは7位といずれも上位で最注目組となるだろう。

　ジョーダン・スピース（米）、ジョナサン・ヴェガス（ベネズエラ）、クリス・ストラウド（米）の3人は、スピース&ヴェガスはテキサス大の出身、もうひとりのストラウドはラマー大の卒業生と、いずれも今大会の舞台となるテキサス州で大学時代を過ごしたプレーヤーたちだ。

　共通点という意味で言えばヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、リッキー・ファウラー（米）、マーティン・カイマー（独）は3人全員が準メジャーであるザ・プレーヤーズ選手権の歴代チャンピオン。その他、24歳のダニエル・バーガー（米）、39歳のマット・クーチャー（米）、そして51歳のスティーブ・ストリッカー（米）と異なる3世代が集った組も注目だ。