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S.ストリッカー奪首! 1差にタイガー
2007年9月9日(日)午前0:00
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今年から始まったフェデックスカップのポイントランク上位2人が僅差で優勝争いを繰り広げている。
米男子ツアーの同カッププレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権はイリノイ州レモントのコグ・ヒルG&CCを舞台に現地時間の8日、第3ラウンドを行った。現在ランク2位のスティーブ・ストリッカー(米)がノーボギーの7アンダー64と爆発。通算15アンダーまでスコアを伸ばし、前日首位タイのアーロン・バデリー(豪)と並んでトップタイに浮上した。また、ランク3位のタイガー・ウッズ(米)が1打差の単独3位につけ、スリリングな展開となっている。
「ショットはものすごく良かった。あと少しパットが入っていたら、見たことのないほど爆発的なスコアが出ていただろう」と話すのは通算14アンダーで3位のタイガー。本人の言葉通り、この日はショットが切れまくり、ほぼすべてバーディチャンスにつける快調なゴルフ。しかしチャンスにパットがカップをかすめたり、16番ではアプローチがカップの手前わずか1、2センチで止まることもあった。そのため65という好スコアにも関わらず、18ホールのパット数は『30』。それでも本命は「ショットが良いし、調子も抜群」と逆転Vに自信をみなぎらせた。
現在ランク首位のフィル・ミケルソン(米)は今大会を欠場。ストリッカーにしろタイガーにしろ、勝てばミケルソンを抜くことは間違いない。次週のザ・ツアー選手権終了時点でランクトップのプレーヤーには1,000万ドル(約11億3,000万円)のビッグボーナスが支給される。最終日は今季調子の良いもの同士が、優勝を目指しハイレベルな戦いを繰り広げてくれるに違いない。
その他上位は通算10アンダー4位にジャスティン・ローズ(英)、通算9アンダー5位タイにジョナサン・バード(米)とティム・クラーク(南ア)。実力者のビジェイ・シン(フィジー)は皆がスコアを伸ばしたこの日6オーバー77の大叩きで、通算7オーバー64位に後退した。
一方、日本勢で唯一今大会への出場権を得た今田竜二はボギーが先行する苦しいラウンド。それでも勝負どころの上がり3ホールで良いプレーを見せ、イーブンパー71で回って通算5アンダー。前日の9位タイから17位タイに後退したが、粘りのゴルフでギャラリーをわかせている。特に16番では第2打をピンそば10センチに寄せるスーパーショットを披露。もう少しでイーグルという切れ味鋭いショットに周囲からため息が漏れた。
今田は今大会で3位以内に入らないと次週のザ・ツアー選手権(フェデックスカップのポイントランク上位30人が出場)への参戦は厳しい。現実問題として次週の出場は難しいが、今季優勝争いを演じ、一皮むけた今田の最終日のプレーに期待したい。
米男子ツアーの同カッププレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権はイリノイ州レモントのコグ・ヒルG&CCを舞台に現地時間の8日、第3ラウンドを行った。現在ランク2位のスティーブ・ストリッカー(米)がノーボギーの7アンダー64と爆発。通算15アンダーまでスコアを伸ばし、前日首位タイのアーロン・バデリー(豪)と並んでトップタイに浮上した。また、ランク3位のタイガー・ウッズ(米)が1打差の単独3位につけ、スリリングな展開となっている。
「ショットはものすごく良かった。あと少しパットが入っていたら、見たことのないほど爆発的なスコアが出ていただろう」と話すのは通算14アンダーで3位のタイガー。本人の言葉通り、この日はショットが切れまくり、ほぼすべてバーディチャンスにつける快調なゴルフ。しかしチャンスにパットがカップをかすめたり、16番ではアプローチがカップの手前わずか1、2センチで止まることもあった。そのため65という好スコアにも関わらず、18ホールのパット数は『30』。それでも本命は「ショットが良いし、調子も抜群」と逆転Vに自信をみなぎらせた。
現在ランク首位のフィル・ミケルソン(米)は今大会を欠場。ストリッカーにしろタイガーにしろ、勝てばミケルソンを抜くことは間違いない。次週のザ・ツアー選手権終了時点でランクトップのプレーヤーには1,000万ドル(約11億3,000万円)のビッグボーナスが支給される。最終日は今季調子の良いもの同士が、優勝を目指しハイレベルな戦いを繰り広げてくれるに違いない。
その他上位は通算10アンダー4位にジャスティン・ローズ(英)、通算9アンダー5位タイにジョナサン・バード(米)とティム・クラーク(南ア)。実力者のビジェイ・シン(フィジー)は皆がスコアを伸ばしたこの日6オーバー77の大叩きで、通算7オーバー64位に後退した。
一方、日本勢で唯一今大会への出場権を得た今田竜二はボギーが先行する苦しいラウンド。それでも勝負どころの上がり3ホールで良いプレーを見せ、イーブンパー71で回って通算5アンダー。前日の9位タイから17位タイに後退したが、粘りのゴルフでギャラリーをわかせている。特に16番では第2打をピンそば10センチに寄せるスーパーショットを披露。もう少しでイーグルという切れ味鋭いショットに周囲からため息が漏れた。
今田は今大会で3位以内に入らないと次週のザ・ツアー選手権(フェデックスカップのポイントランク上位30人が出場)への参戦は厳しい。現実問題として次週の出場は難しいが、今季優勝争いを演じ、一皮むけた今田の最終日のプレーに期待したい。