米男子ツアーのプエルトリコ・オープンは現地時間23日、プエルトリコのココビーチG＆CCを舞台に開幕。WGC裏開催で世界ランキング上位勢がいない今大会は初優勝者が出やすい大会でもある。

　昨年は飛ばし屋のトニー・フィナウ（米）が、スティーブ・マリーノ（米）とのプレーオフを制してツアー初優勝。一昨年のアレックス・チェイカ（独）、2014年のチェッソン・ハドリー（米）、2013年のスコット・ブラウン（米）もやはりそうで、ここ4年連続でプエルトリコから初Vが生まれている。今年も野望を持った選手たちによる熱い戦いが繰り広げられそうだ。

　彼らを迎え撃つのが酸いも甘いも噛み分けたベテラン勢。大会前に発表されたパワーランキングではグラエム・マクドウェル（北アイルランド）が優勝候補筆頭に。彼らにとって大きな壁となりそうだ。

　日本からは石川遼、岩田寛の2選手が出場。石川は2012年に優勝争いを繰り広げた経験があるが今年ははたして。