海外女子
「想定外」のプレーオフを前向きな気持ちで制する - 全米女子オープンゴルフ選手権 アリヤ・ジュタヌガンの4日間
2018年6月5日(火)午後4:17
米女子ツアーの今季メジャー第2戦 全米女子オープンゴルフ選手権(5月31日~6月3日/アラバマ州 ショール・クリークCC)でアリヤ・ジュタヌガン(タイ)がプレーオフの末に、メジャー通算2勝目を手にした。
2016年の全英オープン以来となるメジャータイトルを狙うジュタヌガンは、インスタートとなった初日の10番からバーディ発進。さらにフロンナインのうちに3つのバーディを追加し、3アンダーでハーフターンとなる。後半は2番でボギーを喫したものの、直後の3番ですぐさま取り返すと、6番パー5ではイーグルを奪取。5アンダー「67」でホールアウトし、トップタイに立つ。
荒天で中断を挟みながらのプレーとなった2日目は、1番をバーディとした後にサスペンデッドが決定。再開された3日目はその後2バーディ、1ボギーの内容で回り、2アンダー「70」。すると直後に行われた第3ラウンドはスタートからの3ホールで2バーディを奪う最高の立ち上がりを見せると、バックナインの11番から5ホールで4バーディを記録。「67」と大きくスコアを伸ばして、後続に4打差をつけて独走態勢に入る。
優勝に大きく近づいたように見えたジュタヌガンだったが、最終日はまさかの展開に。前半で5バーディ、1ボギーと最高のプレーをして最大7ストロークのリードとなったが、後半最初の10番パー4でトリプルボギーを喫すると流れが一変。12番ボギーの後、上がり2ホールも連続ボギーとし、通算11アンダーでフィニッシュ。5アンダーと猛追してきたキム・ヒョージュ(韓)に追いつかれて、勝負の行方はプレーオフへと持ち込まれる。
14番と18番で行われたプレーオフは、両者3ホール目をパーセーブで終了。18番に戻って行われた4ホール目で、ジュタヌガンがバンカーからの3打目を寄せてパーセーブで勝利。今季2勝目をビッグタイトルで飾った。
決して良いライからではなかった勝負を決めるバンカーショットを前にして「楽な気持ちで打つことが出来た」と振り返ったジュタヌガン。「なぜかは分からないけど」と話しながらも、家族やコーチからのサポートを常に自分をポジティブな気持ちにさせてくれていると語った。
フロントナインは「自分のやりたいプレーができていた」と話したが、10番でまさかのトリプルボギー。直後の11番ではティーショットを「どのように打てば良いのか分からない」状態となったようだが、キャディの「勝ちたいんだろう?だったら、やらないといけない」という言葉で気持ちを持ち直した。
7打差を追いつかれてのプレーオフには「想定外だった」と話したジュタヌガンだが「プレーオフになったら、自分のできる最高のショットを打とうと思った」とメンタルコントロールはできており、見事勝利に繋げた。名だたるプレーヤーのみしか達成していない全米オープンと全英オープンの両制覇については「そのリストに加わることができて、とても誇りに思う」と話した。
ここ3週で2勝と絶好調のジュタヌガンだが、最新のロレックスランキング(世界ランキング)で5位から2位に浮上。2017年12月以来となると1位奪還が現実味を帯びてきた。「最近、ランキングについては考えていなかったが、今日勝てたことでNo.1になりたいと思えた。タイの子供たちに刺激を与えたい」と更なる目標を口にした。
海外女子メジャー第2戦「全米女子オープン」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのアリヤ・ジュタヌガン(プロV1x使用)がプレーオフを制し、メジャー2勝目を挙げた。欧州男子ツアー「イタリアオープン」で、最終日を首位と1打差の2位タイからスタートしたタイトリスト・ボールプレーヤーのトービヨン・オルセン(プロV1x使用)は、信頼するタイトリスト プロV1xを武器に7バーディ・ノーボギーと怒涛の追い上げをみせ逆転。今季初、ツアー通算5勝目を獲得した。また、2位にフランチェスコ・モリナリ(プロV1x使用)、3位にリー・スラッテリー(プロV1x使用)、4位にラファ・カブレラベロー(プロV1x使用)が入り、プロV1xが上位を独占した。
(写真提供:Getty Images)
【関連】Titleist - the #1 ball in golf | Golf Company | Golf Balls - Titleist.co.jp
2016年の全英オープン以来となるメジャータイトルを狙うジュタヌガンは、インスタートとなった初日の10番からバーディ発進。さらにフロンナインのうちに3つのバーディを追加し、3アンダーでハーフターンとなる。後半は2番でボギーを喫したものの、直後の3番ですぐさま取り返すと、6番パー5ではイーグルを奪取。5アンダー「67」でホールアウトし、トップタイに立つ。
荒天で中断を挟みながらのプレーとなった2日目は、1番をバーディとした後にサスペンデッドが決定。再開された3日目はその後2バーディ、1ボギーの内容で回り、2アンダー「70」。すると直後に行われた第3ラウンドはスタートからの3ホールで2バーディを奪う最高の立ち上がりを見せると、バックナインの11番から5ホールで4バーディを記録。「67」と大きくスコアを伸ばして、後続に4打差をつけて独走態勢に入る。
優勝に大きく近づいたように見えたジュタヌガンだったが、最終日はまさかの展開に。前半で5バーディ、1ボギーと最高のプレーをして最大7ストロークのリードとなったが、後半最初の10番パー4でトリプルボギーを喫すると流れが一変。12番ボギーの後、上がり2ホールも連続ボギーとし、通算11アンダーでフィニッシュ。5アンダーと猛追してきたキム・ヒョージュ(韓)に追いつかれて、勝負の行方はプレーオフへと持ち込まれる。
14番と18番で行われたプレーオフは、両者3ホール目をパーセーブで終了。18番に戻って行われた4ホール目で、ジュタヌガンがバンカーからの3打目を寄せてパーセーブで勝利。今季2勝目をビッグタイトルで飾った。
決して良いライからではなかった勝負を決めるバンカーショットを前にして「楽な気持ちで打つことが出来た」と振り返ったジュタヌガン。「なぜかは分からないけど」と話しながらも、家族やコーチからのサポートを常に自分をポジティブな気持ちにさせてくれていると語った。
フロントナインは「自分のやりたいプレーができていた」と話したが、10番でまさかのトリプルボギー。直後の11番ではティーショットを「どのように打てば良いのか分からない」状態となったようだが、キャディの「勝ちたいんだろう?だったら、やらないといけない」という言葉で気持ちを持ち直した。
7打差を追いつかれてのプレーオフには「想定外だった」と話したジュタヌガンだが「プレーオフになったら、自分のできる最高のショットを打とうと思った」とメンタルコントロールはできており、見事勝利に繋げた。名だたるプレーヤーのみしか達成していない全米オープンと全英オープンの両制覇については「そのリストに加わることができて、とても誇りに思う」と話した。
ここ3週で2勝と絶好調のジュタヌガンだが、最新のロレックスランキング(世界ランキング)で5位から2位に浮上。2017年12月以来となると1位奪還が現実味を帯びてきた。「最近、ランキングについては考えていなかったが、今日勝てたことでNo.1になりたいと思えた。タイの子供たちに刺激を与えたい」と更なる目標を口にした。
海外女子メジャー第2戦「全米女子オープン」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのアリヤ・ジュタヌガン(プロV1x使用)がプレーオフを制し、メジャー2勝目を挙げた。欧州男子ツアー「イタリアオープン」で、最終日を首位と1打差の2位タイからスタートしたタイトリスト・ボールプレーヤーのトービヨン・オルセン(プロV1x使用)は、信頼するタイトリスト プロV1xを武器に7バーディ・ノーボギーと怒涛の追い上げをみせ逆転。今季初、ツアー通算5勝目を獲得した。また、2位にフランチェスコ・モリナリ(プロV1x使用)、3位にリー・スラッテリー(プロV1x使用)、4位にラファ・カブレラベロー(プロV1x使用)が入り、プロV1xが上位を独占した。
(ボール使用数は延べ数です。2018年6月3日時点・ダレルサーベイ社調べ)
(写真提供:Getty Images)
【関連】Titleist - the #1 ball in golf | Golf Company | Golf Balls - Titleist.co.jp