海外男子
新スポンサー獲得のタイガー、復活優勝なるか!?
2011年10月6日(木)午後0:08
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タイガー・ウッズ(米)が、なりふり構わず復活優勝に向けて全力で挑む。
ケガとスキャンダルに伴う不調のため、2年近く優勝から遠ざかっているタイガーは、米男子ツアー、プレーオフシリーズの出場権もなく米国時間3日発表の最新世界ランキングで51位まで転落。2年に1度の米国 vs. 世界選抜(欧州除く)の戦い、ザ・プレジデンツカップ(現地時間11月17?20日/豪州、ロイヤル・メルボルンGC)のメンバーにも、フレッド・カプルス主将(米)の推薦でようやく選ばれたという状況だ。
当然、風当たりは強く、大会までに試合カンを取り戻さなければならない。そんな事情から、これまでは見向きもしなかった来季のシード権(出場権)を巡る選手たちが主役の米ツアー、フォールシリーズ第2戦、フライズ・ドットコム・オープン(現地時間6?9日/カリフォルニア州、コードベールGC)に“乱入”することを決断した。
コース外では久しぶりにいいニュースもあった。不倫騒動などの数々のスキャンダルから次々とスポンサーを失っていたのだが、ようやく米国内で初めて新スポンサーを獲得したのだ。それは時計メーカーのロレックス社。全英オープンのオフィシャルスポンサーを始め、様々のトッププロとスポンサー契約している同社だが、タイガーは以前、同業他社のタグホイヤー社と契約を結んでいたこともあり無縁の存在だった。だが、そのタグホイヤー社もスキャンダル後は契約を更新せずにいた。そこに手を挙げたのがロレックス社というわけだ。
「彼(タイガー)はこれからいいプレーをする」と、今後の可能性にかけた同社。今年7月から、日本のバンテリンコーワ(興和株式会社)のイメージキャラクターにはなったタイガーだが、それ以外は話もなかっただけに、ここに来てようやく人気低下がそこを打ち、ムードは悪くない。これをきっかけにタイガーが再び活躍できるかどうか。今大会は重要な試金石となる。
タイガーだけではく、今大会にはアーニー・エルス(南ア)やアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)らメジャー王者も顔を揃える。おかげで、前売りチケットの売れ行きは倍増。主催者側はホクホク顔だが、今大会を含めて残り3試合で賞金ランク125位以内という来季のシード権を争う面々にとってはいい迷惑という部分もある。ビッグネームたちの参戦が、サバイバルレースにどれほど影響するのか。大会前にプライベートとは言え、「62」というスコアを叩き出し、自信を取り戻しつつあるタイガーが復活優勝できるかどうかに注目が集まる中、水面下では必死の戦いも続く。
日本からは今田竜二が出場。こちらは来季の出場権は確定しているが、ツアー2勝目を挙げてシーズンを終えようと戦いを続けている。
ケガとスキャンダルに伴う不調のため、2年近く優勝から遠ざかっているタイガーは、米男子ツアー、プレーオフシリーズの出場権もなく米国時間3日発表の最新世界ランキングで51位まで転落。2年に1度の米国 vs. 世界選抜(欧州除く)の戦い、ザ・プレジデンツカップ(現地時間11月17?20日/豪州、ロイヤル・メルボルンGC)のメンバーにも、フレッド・カプルス主将(米)の推薦でようやく選ばれたという状況だ。
当然、風当たりは強く、大会までに試合カンを取り戻さなければならない。そんな事情から、これまでは見向きもしなかった来季のシード権(出場権)を巡る選手たちが主役の米ツアー、フォールシリーズ第2戦、フライズ・ドットコム・オープン(現地時間6?9日/カリフォルニア州、コードベールGC)に“乱入”することを決断した。
コース外では久しぶりにいいニュースもあった。不倫騒動などの数々のスキャンダルから次々とスポンサーを失っていたのだが、ようやく米国内で初めて新スポンサーを獲得したのだ。それは時計メーカーのロレックス社。全英オープンのオフィシャルスポンサーを始め、様々のトッププロとスポンサー契約している同社だが、タイガーは以前、同業他社のタグホイヤー社と契約を結んでいたこともあり無縁の存在だった。だが、そのタグホイヤー社もスキャンダル後は契約を更新せずにいた。そこに手を挙げたのがロレックス社というわけだ。
「彼(タイガー)はこれからいいプレーをする」と、今後の可能性にかけた同社。今年7月から、日本のバンテリンコーワ(興和株式会社)のイメージキャラクターにはなったタイガーだが、それ以外は話もなかっただけに、ここに来てようやく人気低下がそこを打ち、ムードは悪くない。これをきっかけにタイガーが再び活躍できるかどうか。今大会は重要な試金石となる。
タイガーだけではく、今大会にはアーニー・エルス(南ア)やアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)らメジャー王者も顔を揃える。おかげで、前売りチケットの売れ行きは倍増。主催者側はホクホク顔だが、今大会を含めて残り3試合で賞金ランク125位以内という来季のシード権を争う面々にとってはいい迷惑という部分もある。ビッグネームたちの参戦が、サバイバルレースにどれほど影響するのか。大会前にプライベートとは言え、「62」というスコアを叩き出し、自信を取り戻しつつあるタイガーが復活優勝できるかどうかに注目が集まる中、水面下では必死の戦いも続く。
日本からは今田竜二が出場。こちらは来季の出場権は確定しているが、ツアー2勝目を挙げてシーズンを終えようと戦いを続けている。