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国内男子

原辰徳氏がシニアツアー出場へ!「東京ドームのファンを裾野に連れていきたい」

2018年7月23日(月)午後5:20

 シニアツアーの「ファンケル クラシック」(賞金総額7,200万円、優勝賞金1,500万円)が今年も8月17日から3日間、静岡県裾野市の裾野カンツリー倶楽部で開催される。大会まで1か月を切った23日、都内ホテルで行われた記者発表会に、日本プロゴルフ協会会長の倉本昌弘(62)、中嶋常幸(63)、室田淳(62)、羽川豊(60)、崎山武志(55)、鈴木亨(52)らシニアプロとともに、読売巨人軍前監督で本大会の大会特別顧問を務める原辰徳氏も出席。アマチュア枠での参戦が発表された。

「シニアの元気が日本の元気!!」をスローガンに2001年にスタート、今回で第18回を数える同大会だが、ギャラリー数は8年連続で2万人を超える、地元に根付く人気トーナメント。今年は原氏の参戦により、更なるギャラリー数アップも狙っていく。

 7月22日に還暦を迎えたばかりの原氏だが、ゴルフの腕前は相当なもの。「大会3日間を戦う体力と技術に自信が持てずにいたが、自分の世代のヒーローたちと同じ土俵で戦えるのは光栄。野球界の代表として頑張る。東京ドームのファンを裾野に連れていきたい」と自身の参戦による集客にも意欲を示した。

 また中嶋は「50歳を過ぎて新しいゴルフの魅力を教えてもらったのが『ファンケル クラシック』。マークセンには負けてもいいけど原さんには負けたくない」と7月中旬の日本シニアオープンで3連覇を果たし、現在ツアーで圧倒的な強さを誇るプラヤド・マークセン(52)を引き合いに意気込みを語り、会場を沸かせていた。

 昨季大会はツアー史上初となる5人プレーオフにより米山剛がシニア初V。予選カットがなく、出場75名のシニアプロたちの熟練のプレーを3日間、存分に堪能できるのが魅力。原氏の出場で、暑い裾野がさらに熱く盛り上がるはずだ。

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