米男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦 ウィンダムチャンピオンシップ（ノースカロライナ州 セッジフィールドCC）に出場する松山英樹がインタビューに答えた。

―見た感じ良くなってきて数字的にはバーディ数が増えた

　良くなったとは捉えていません。徐々に悪いものが減ってきているのは間違いないですが、トップでやれるレベルではない、というのが正直なところ。予選をギリギリで通れるくらいのレベルでしかないので、早くトップ（で戦えるレベルに）戻すには時間がかかりそうな雰囲気があるので、焦らずやれたら良いなと思います。

―苦労している点はスイング

　去年の後半くらい（全米プロ後）から状態がすごく悪いのが続いていたので、何が足りないのかなと思い、直して徐々に良くなってきていますが、形と結果が繋がらず、結果が欲しいから元の動きが入ってしまったり、その狭間で行ったり来たりしている感じです。

―目の前の結果を求めてしまう

　すぐ戻ってしまって、戻っても良い戻り方はしていないと思います。とんでもなくいきなり曲がってしまうのは、それが原因だなと分かってますが、なかなか結果と中身が（繋がらず）うまく出来なくて、それが続いています。

―今大会に出場しようと思ったキッカケ

　ポイントが少なかったので、本来なら出ないでプレーオフシリーズ4試合を戦いたいですが、そうも言ってられる状況ではないので、ポイントも稼がないといけないですし、試合でやりながらでないと直せないと思います。（練習は）家や試合会場では良かったりしますが、試合が近づくと悪くなったりするので、出ようと思いました。

―久々だがコースの印象は

　こんなに難しかったかなと、グリーンが速く仕上がっているので、気を付けたいですし、ティーショットがフェアウェイに行かないと、グリーンも固くなっているので、フェアウェイキープとパッティング（が鍵）かなと思います。

―プレーオフシリーズに向けて

　今の順位（88位）からするとトップ30に残るのも大変な位置ですが、少しでもここで稼いで、次の2試合でもっと余裕で上に行けるような成績を残したいと思います。ここで予選落ちすると、心がだいぶ病んでいる状況なのに、もっと病んでしまうので頑張りたいです。