早くも開幕PGAツアー新シーズン 21名のルーキー達が登場
2018年10月4日(木)午後5:10
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4日、カルフォルニア州シルベラードリゾート&スパ・ノースコースを舞台に開幕するセーフウェイオープンから、PGAツアーは2019年8月まで合計46大会にまたがる新シーズンがスタートします。レギュラーシーズンで43大会、その後プレーオフシリーズ3大会が開催されます。昨年優勝はブレンダン・スティール。2016年に続いての連覇で、今大会は3連覇がかかります。
21名のルーキー選手たち
新シーズンでは合計21人が初めてツアーカードを獲得、初戦セーフウェイオープンにはその21人全員が出場予定です。最年少となる20歳のイム・ソンジェは、昨年までJGTOでプレーしていた選手(2017年度賞金ランキング12位)。2017-18シーズンのウェブドットコムツアーで優勝2回、2位フィニッシュを3回を決め、通算53万4326ドルで賞金王に輝きました。ちなみに最年長は42歳のクリス・トンプソンです。
そのほか注目は、テキサスA&M大学出身のキャメロン・チャンプ。ウェブドットコムツアーで優勝1回を含む合計5回のトップ10フィニッシュでメンバー入りを決めたチャンプの魅力は、なんと言っても圧倒的な飛距離。少ない出場数の参考記録ですが、昨シーズンのPGAツアードライビングディスタンスは325.6ヤード。同1位のローリー・マキロイの319.8ヤードを上回る数字となっています。
最終戦に残るための重要な年内8大会/h5>
カレンダー上の2018年に開催される8大会は、フェデックスカップポイントレースのスタートダッシュという意味でも非常に重要となります。昨シーズンでいえば、カレンダー上の2017年に開催された8大会で優勝した8人のうち、ジャスティン・トーマス、ジャスティン・ローズ、パトリック・キャントレー、パットン・キザイアの4人がプレーオフシリーズ最終戦のザ・ツアーチャンピオンシップまで進出、残る4人のブレンダン・スティール、パット・ペレス、ライアン・アーマー、オースティン・クックも、第3戦のBMWチャンピオンシップまで生き残っています。
ベテランから兵役復帰のあの選手まで・注目の出場選手
注目選手として、フィル・ミケルソンはセーフウェイオープン4回目の出場。2016年からは3年連続となります。先週はキャプテンピックでライダーカップ連続12回目の出場を果たしたベテランは、PGAツアー通算43勝のうち11勝をこの地元・カリフォルニア州で決めています。昨年大会は3位タイでした。
ほかにも、今年のウィンダムチャンピオンシップで「59」をマークしたブラント・スネデカー、世界アマチュアゴルフランキング1位になったこともある注目の若手ホアキン・ニーマン、2015-16シーズンのルーキーオブザイヤー、エミリアーノ・グリーロ、マスターズ以来のPGAツアー出場となるフレッド・カプルス、兵役を終えてウェブドットコムツアーから昇格したベ・サンムンらが出場します。
(出典:PGA TOUR)