国内男子
逃げずに最後まで攻め続けた最終日 プロ11年目にしてツアー初優勝を挙げた木下裕太
2018年10月29日(月)午後3:00
国内男子ツアーのマイナビABC(兵庫県/ABCゴルフ倶楽部)は木下裕太のツアー初優勝で幕を閉じた。川村昌弘とのプレーオフまでもつれた今大会をコースセッティングアドバイザーを務めた田中秀道プロが、CS放送「ゴルフネットワーク」で放送中「週刊ぎゅっと国内ツアー(毎週月曜日11時初回放送)」の中で振り返った。
終盤スーパーショットの打ち合いでプレーオフで敗れはしましたけど、川村選手もやるべきことを全て出し切った感じのプレーを見せてくれたので素晴らしい最終日になりました。
16番、17番も難易度のバランスを考えながらポジションをとっていたので、選手が僕をフォローしてくれた感じはありますけど、素晴らしいゲームになったと思います。
あと少しでホールインワンとなった16番のティーショットも素晴らしかったですよね。川村選手の素晴らしいショットの後だったので、自分を奮い立たせると言いますか、接戦を楽しんでいるような感じでボールに魂がこもったスーパーショットでしたね。
本人はネガティブなことを言ってますけど、そんな部分がありながらもしかっり結果が出せているので、今季残りの試合でも自身を持ちながらいつも通りの泥臭い感じのプレーをして、ギャラリーファーストのようなゴルフを引き続き見せて欲しいと思います。
プレーオフまでもつれ込んだ最終日を振り返って
木下選手のツアー初優勝という結果になりましたけど、内容としてはプレッシャーを感じる部分が多々あったと思いますが、自分の信念を貫いて試合に臨めていたので、初優勝を良くつかみ取ったなという印象です。終盤スーパーショットの打ち合いでプレーオフで敗れはしましたけど、川村選手もやるべきことを全て出し切った感じのプレーを見せてくれたので素晴らしい最終日になりました。
真の実力が試される最終日のピンポジション
最後18番は狭いエリアで池も絡む所にピンを切って、その上でしっかり寄せてイーグルが狙える華やかな部分を持たせました。距離的にはあまり長くないパー5ですけど、狭いフェアウェイにしっかり置いてイーグルチャンスにつける男子ツアーの醍醐味を皆さんに伝えられれば良いなと思いながら設定しました。結果的にそれに近い画になったので良かったです。16番、17番も難易度のバランスを考えながらポジションをとっていたので、選手が僕をフォローしてくれた感じはありますけど、素晴らしいゲームになったと思います。
緊張しながらも攻めの姿勢で回り切った木下裕太
緊張感が伝わってくるプレーだったと思います。ただ自分の軸となる逃げないで攻める姿勢がしっかりしていたので、それを貫き通すのは凄く大変ですけど、ぶれずに最後までやり切ったことが優勝に繋がったと思います。あと少しでホールインワンとなった16番のティーショットも素晴らしかったですよね。川村選手の素晴らしいショットの後だったので、自分を奮い立たせると言いますか、接戦を楽しんでいるような感じでボールに魂がこもったスーパーショットでしたね。
本人はネガティブなことを言ってますけど、そんな部分がありながらもしかっり結果が出せているので、今季残りの試合でも自身を持ちながらいつも通りの泥臭い感じのプレーをして、ギャラリーファーストのようなゴルフを引き続き見せて欲しいと思います。
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