国内男子
「追い込まれて力を出す」32歳が手にした初のトロフィ - マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント 木下裕太の4日間
2018年10月30日(火)午後3:58
国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント(10月25日~28日/兵庫県ABCゴルフ倶楽部)で木下裕太がプレーオフの末にツアー初優勝を飾った。
32歳の木下は、インスタートとなった初日の17番までパープレーが続いたが18番でバーディを奪取。後半に入ると、2番、4番でスコアを伸ばし、上がり4ホールでは3バーディを積み重ねて6アンダー「66」でフィニッシュ。トップと1打差の単独2位につける。
2日目も初日同様に前半はパーを並べる展開となり8番でバーディが先行。後半は12番から連続バーディとすると、4アンダーで迎えた最終ホールもバーディフィニッシュを決めて「67」をマーク。2日続けて好スコアを記録し、単独首位に浮上する。
迎えたムービングデーは出だし1番をバーディとするも、2番で今週初めてとなるボギー。前半はその後2バーディを奪って、2アンダーで折り返したが、後半は2バーディ、3ボギーとスコアを落とし、トータル1アンダー71と我慢に展開に。それでもリーダーボードの最上段は守り、最終日へと突入する。
初優勝を目指して出た日曜日は、出だしの1番でタップインのパーパットがカップを一周。あわやボギーの場面だったが、ボールがカップの縁で止まった後に沈んで事なきを得ると、続く2番はボギーとするも4番から3連続バーディを奪取。後続に2打差をつけて、前半を終える。
いよいよ優勝トロフィが見えてきたサンデーバックナインだったが、ここから2位で追っていた川村昌弘がチャージ。15番でイーグルを奪うと、木下も負けじと15番から連続バーディを奪ったが、川村が17番でバーディ。1ストローク差で入った最終18番は川村が先にバーディとして追いつくと、決めれば勝ちの1.5メートルのバーディパットを木下が外し、勝負はプレーオフへと突入する。しかし、18番で行われた1ホール目。ともに2オンに成功すると、川村は2パットでバーディ。一方の木下は約4メートルのイーグルパットをねじ込んで、喜びのあまり、その場にしゃがみこんで涙を流した。
両者譲らぬ激闘に観客から大きな拍手を包み込んだが、木下は「今日はずっと手が震えていた」とただならぬ緊張があったことを明かしたが「昔から、そういう時こそ上手く打てた」と、そのプレッシャーももろともしないプレーぶりだった。
アマチュア時代から関東ジュニアなどのタイトルを獲得してきたが、2007年のプロ転向からは結果が出ず、QT挑戦は7度を数えた。「追い込まれて力を出すタイプ」と本人が認めるように「これがダメならやめる」と決めて出場した一昨年のファイナルQTで18位に入った。
すると、今季はトップ10を3回記録、ISPSハンダマッチプレー選手権では準々決勝に進出する快進撃をみせ、初のシード権獲得に大きく前進した。一旦は重圧から解放されたが、同大会の準々決勝で敗れた池田勇太から「シードは単なる通過点」との言葉を受け、再び奮起したことが初優勝に繋がったのだろう。それでも、早くも次なる目標に2勝目を挙げた木下。今季残り5試合で達成することが出来るか注目だ。
国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」で、タイトリスト・ボールプレーヤーの木下裕太プロ(プロV1x使用)がプレーオフを制しツアー初優勝を飾った。また、米国女子ツアー「スウィンギングスカートLPGA台湾選手権」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのネリー・コルダ(プロV1使用)が、信頼するタイトリスト プロV1を武器にツアー初勝利を挙げた。
【関連】Titleist - the #1 ball in golf | Golf Company | Golf Balls - Titleist.co.jp
32歳の木下は、インスタートとなった初日の17番までパープレーが続いたが18番でバーディを奪取。後半に入ると、2番、4番でスコアを伸ばし、上がり4ホールでは3バーディを積み重ねて6アンダー「66」でフィニッシュ。トップと1打差の単独2位につける。
2日目も初日同様に前半はパーを並べる展開となり8番でバーディが先行。後半は12番から連続バーディとすると、4アンダーで迎えた最終ホールもバーディフィニッシュを決めて「67」をマーク。2日続けて好スコアを記録し、単独首位に浮上する。
迎えたムービングデーは出だし1番をバーディとするも、2番で今週初めてとなるボギー。前半はその後2バーディを奪って、2アンダーで折り返したが、後半は2バーディ、3ボギーとスコアを落とし、トータル1アンダー71と我慢に展開に。それでもリーダーボードの最上段は守り、最終日へと突入する。
初優勝を目指して出た日曜日は、出だしの1番でタップインのパーパットがカップを一周。あわやボギーの場面だったが、ボールがカップの縁で止まった後に沈んで事なきを得ると、続く2番はボギーとするも4番から3連続バーディを奪取。後続に2打差をつけて、前半を終える。
いよいよ優勝トロフィが見えてきたサンデーバックナインだったが、ここから2位で追っていた川村昌弘がチャージ。15番でイーグルを奪うと、木下も負けじと15番から連続バーディを奪ったが、川村が17番でバーディ。1ストローク差で入った最終18番は川村が先にバーディとして追いつくと、決めれば勝ちの1.5メートルのバーディパットを木下が外し、勝負はプレーオフへと突入する。しかし、18番で行われた1ホール目。ともに2オンに成功すると、川村は2パットでバーディ。一方の木下は約4メートルのイーグルパットをねじ込んで、喜びのあまり、その場にしゃがみこんで涙を流した。
両者譲らぬ激闘に観客から大きな拍手を包み込んだが、木下は「今日はずっと手が震えていた」とただならぬ緊張があったことを明かしたが「昔から、そういう時こそ上手く打てた」と、そのプレッシャーももろともしないプレーぶりだった。
アマチュア時代から関東ジュニアなどのタイトルを獲得してきたが、2007年のプロ転向からは結果が出ず、QT挑戦は7度を数えた。「追い込まれて力を出すタイプ」と本人が認めるように「これがダメならやめる」と決めて出場した一昨年のファイナルQTで18位に入った。
すると、今季はトップ10を3回記録、ISPSハンダマッチプレー選手権では準々決勝に進出する快進撃をみせ、初のシード権獲得に大きく前進した。一旦は重圧から解放されたが、同大会の準々決勝で敗れた池田勇太から「シードは単なる通過点」との言葉を受け、再び奮起したことが初優勝に繋がったのだろう。それでも、早くも次なる目標に2勝目を挙げた木下。今季残り5試合で達成することが出来るか注目だ。
国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」で、タイトリスト・ボールプレーヤーの木下裕太プロ(プロV1x使用)がプレーオフを制しツアー初優勝を飾った。また、米国女子ツアー「スウィンギングスカートLPGA台湾選手権」で、タイトリスト・ボールプレーヤーのネリー・コルダ(プロV1使用)が、信頼するタイトリスト プロV1を武器にツアー初勝利を挙げた。
(ボール使用数は延べ数です。2018年10月28日時点・ダレルサーベイ社調べ)
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